斉藤和義・大竹しのぶ ロックンロールなふたり

23/12/13まで

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

放送日:2023/12/06

#ライフスタイル#音楽

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23/12/06まで

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今回は皆様が、そしてしのぶさんがお待ちかねの、「しのぶさんのラジオがおもしろい」とおっしゃる斉藤和義さんがゲストです! 番組の最初から最後まで、しのぶさんと和義さんのトーク、和義さんによる弾き語りなど盛りだくさん!! すごい約束もしたりして!?

【ゲスト】
斉藤和義さん(ライブアーティスト)


大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”
R1・ラジオ第1 毎週水曜日 午後9時05分~9時55分

詳しくはこちら

斉藤和義さん、しばしのお休みでは何をしていましたか?

大竹:
メッセージ読みます。

世田谷区のリスナーさん
しのぶさんも和義さんのライブを観覧された際、SNSに興奮冷めやらぬ熱いメッセージを投稿されたように、私も和義さんのライブは毎回天にも昇るぐらいの勢いで楽しませてもらってるので、9月に30周年アニバーサリーツアーが終わり、今、和義さんロスです。

だって。

斉藤:
ああ……、ありがとうございます。

大竹:
埼玉県のリスナーさん
以前、斉藤和義さんのライブ直後でドキドキがおさまらない、かわいらしいしのぶさんのラジオを聴いて「私の心の叫びだ!」と共感しました。和義さんはそのPINEAPPLEツアーからすぐに30周年記念ツアーに入り、それが終わってからしばしお休みされてたそうですが、ぜひ、お休みに何をされてたのか聞きたいです。

斉藤:
お休みはね、いや、ほんとになんにもしてないって言うか、よくツアー終わると自分でギターを作ったりしてたんですよ。木を切り出したりして。

大竹:
ええっ!?

斉藤:
いろいろくりぬいたり、貼ったり、削ったり、そういうのやってるのがすごい好きでよくやってたんですけど、ことしはとにかく暑かったじゃないですか。

大竹:
え、木を切るところからやるんですか?

斉藤:
そうですよ。四角い木を買ってきては、バンドソーっていうね、のこぎりがあって、そこでガーッて切っていって、で、いろいろ削って色塗って、ネックつけてパーツをつけて、とかで。

大竹:
えーっ。でき上がるのにどのくらいかかるんですか。

斉藤:
3~4週間とか。

大竹:
いい音、なの?

斉藤:
意外と、うん、そうですね。まあ、売ってるもののほうが全然ちゃんとしてるんですけど、作ってる最中がすごい楽しくて。音がどうこうというよりは。

大竹:
作業が楽しい。

斉藤:
そうそうそうそうそうそう。

大竹:
なんか招き猫も作ったりしてたでしょ(笑)。

斉藤:
あ、そうそうそうそうそう(笑)。

大竹:
招き猫にはまった、とか言ってね。

斉藤:
そうですね。なんかそれで、作っているのが好きなので。でも今回夏が暑すぎたんで、もうちょっと涼しくなったらやろうっていう感じで、部屋で、ギターの改造みたいのをひたすらしてましたかね。

大竹:
へえ~。じゃあ、やっぱりギターとか音楽に関係することをやってたりするんですか?

斉藤:
まあ、そうですかね。ギター……の、その、(パーツを)集めてるわけじゃないんですけどすごいいっぱいあって、このパーツをこれに替えてみようとかそんなことをずーっと昔からやってて、そんなのをずっとここ1か月ぐらいはやってました(笑)。

大竹:
子どもがおもちゃで遊んでるみたいなもの?

斉藤:
まあまあ、 そんな感じですね。

関係者席でひとり踊りたおすのは、しのぶさん

大竹:
(笑)。きょうギターをね、持ってきてくださって。

斉藤:
はいはい。

大竹:
もしかして歌ってくださるということなんですけども。

斉藤:
はい。

大竹:
いいのかなあ。

斉藤:
やりますやります。

大竹:
やったね!! ほんとに。うれしいなあ。

斉藤:
じゃあ……、やってみます。じゃあですね、「底無しビューティー」っていう曲を。

大竹:
はい。

斉藤:
やってみまーす。

大竹:
お願いします。

斉藤:
はい~。いきます。

♪「底無しビューティー」/斉藤和義

大竹:
はぁ、うわーーーーー!!!!!(拍手)

斉藤:
ありがとうございましたー。

大竹:
(拍手しながら)ふふふふ!

斉藤:
へへへ。

大竹:
やったあーーー!!! すごーい!! やったです。ありがとうございます。こんな近くで。

斉藤:
目の前でノリノリで聴いていただいて。

大竹:
うふふふふ(笑)。音が入るから抑えてました。

斉藤:
いえ、いや。ほんと、あれなんですよね、ライブに来てくださるときも、大体関係者席の方って、周り立ってても関係者んとこはだいたい座ってる場合が多くて、自分も行くとそうなっちゃうんですけど。ひとり関係者で、立って踊りたおしている人がいるな、と思うと大体しのぶさんなんですよね(笑)。いや~、ありがたいなあ。

大竹:
いや〜、ちょっとほんと恥ずかしいんですけど、だから最初は我慢してるんですけど、我慢できなくなっちゃう。あの音とかに。あの音に。和義さんのステージはほんとに。

斉藤:
光栄です。なんかあの~、僕と「中村達也」ってね、ドラマーの。

大竹:
「MANNISH BOYS」の。

斉藤:
はい。MANNISH BOYSって(ロックンロールユニットを)やってんですけど、ライブんときも、ライブハウスなんかでやってて2階のほうで、一番後ろですごい踊っている人がいると思ったらしのぶさんでしたね。

大竹:
そう、そう(笑)。もう、もう我慢できなくなっちゃって、動き回れるところがいいと思って。そう、私、名古屋か大阪までも追いかけていきました。

斉藤:
そうそうそう、ありましたね。

大竹:
本当になんか、体からもう、なんかほとばしっちゃうんですよ。すごいすてきで。ほんとに音が、音と歌と、本当にすてきで。

斉藤:
いやあ……。

大竹:
だから今度のDVDが出るツアーのもすっごい興奮しまくりでした。

斉藤:
あ、そうですか。ありがとうございます。

大竹:
うーん。だからDVDでね、行けなかった人とか絶対に見てほしいなって思います。

斉藤:
ぜひ、ぜひ。

じゃあ私は、詞を書きます

大竹:
横浜市のリスナーさん
しのぶさんの本業である女優業での活躍には感嘆するばかりですが、私はしのぶさんの活動の中でも、副業ともいえる歌が好きです。ただ、しのぶさん本人はラジオでよく「私にはヒット曲もないんで」と言っています。私はもっとしのぶさんの音楽活動を見たいので、和義さんにお願いです。しのぶさんにヒット曲を作ってやってください。

斉藤:
あっはっはっは(笑)。

大竹:
あっはっはっは(笑)。優しい! ありがとうございます!

斉藤:
ヒット曲作ってくださいって、そんなのねえ、自分で作りたいわって思います。

大竹:
あっはっはっは(笑)。じゃあちょっと和義さん、お願いします。

斉藤:
ああ、ねえ、どういう感じがアレなんですか。

大竹:
どういう感じなんですかねえ。わかんない。私、やっぱりロックっぽいのも好きですね。でもやっぱり歌詞がいいのがいいなあと思います。

斉藤:
しのぶさん、歌詞書いたりはするんですか?

大竹:
ううん、全く。絵も描けない。

斉藤:
今まで本とかも出してないですか?

大竹:
あっ、本は書いてます。週1で新聞のコラムに書いてるので、本はだから3冊ぐらい書いてます。

斉藤:
じゃ、歌詞も書けるんじゃないですか?

大竹:
ええ? じゃ、歌詞書いたら曲作ってくれる?

斉藤:
あああ、うん。

大竹:
やったあ!!!

斉藤:
(笑)。歌詞が自分、時間かかるんですよ。パッとできるときはできるんですけど。

大竹:
先に歌詞? 先に曲?

斉藤:
後が多いですねえ。先にメロディーができてから、か、早いのは同時が一番早いんですけど。

大竹:
えっ、でもさ、歌詞ってなんか妄想するんですか? だって恋愛とか、ない場合どうしたらいいの。

斉藤:
過去の名場面集だったりとか。

大竹:
(笑)。自分の?

斉藤:
そうですね。妄想もあるし、あんなことこんなこと、と。

大竹:
手繰り寄せて。

斉藤:
う~ん。

大竹:
へえ~。

斉藤:
……だったり、まあそれこそ小説読んだり映画見たり、そういうところからヒントをもらうときもあれば、いろいろですかね。たまにやるやり方で、詞を先にもらってそこにメロディーをつけるみたいな。ミュージカルとかね、やったときなんかは、森雪之丞さんが書いてきた劇中の詞に対して曲をたくさんつけたんですけど、先に歌詞がある場合と、自分でメロディーをつけてから歌詞のせるって場合だと、なんかちょっと、なんか出来上がりが違うっていうか。

大竹:
感じが?

斉藤:
そうですね。なんか歌詞とか詞を先に……歌のためじゃない “詩”だとした場合、大体もうそれこそ五七五調みたいな感じだとノリやすいですけど、そういうのを無視してる文章にメロディーつけるとなるとやっぱ字余りだったり字足らずだったりとかすると、でもここは絶対入れたいしな、ってなってるか、そこだけまた別メロディーをつけないといけないと。だから構成がちょっと不思議な感じなんですよね。曲の。先に詞があったりすると確かにそのほうがおもしろいかもなとは思ってんですけど。

大竹:
じゃあ私は、詞を書きます。

斉藤:
ええ。ください。

大竹:
ほんとかなあ?

斉藤:
ほんとほんと。

大竹:
がんばるぞ。

大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”

ラジオ第1
毎週水曜日 午後9時05分~9時55分

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【放送】
2023/12/06 「大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”」

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