今回で放送100回を迎えた『大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”』！
スペシャル番組としてスタートしたころ、「コロナという、わけのわからないものがはやっている」と思っていたら、しのぶさんの舞台が初日目前にして休演になり……。
2023年３月のしのぶさんは、先週・３月15日放送のときにゲストとしていらっしゃった生田絵梨花さんとミュージカルのお稽古に明け暮れています。ゆっくり桜を見たり春を感じたりする余裕はないそうですが、それでも「春を楽しもう！」と呼びかけてくれるしのぶさんです。
大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”
毎週水曜日 R1・ラジオ第１ 午後9時05分～9時55分
| 大竹： | 大竹しのぶ、今週の「喜or怒or哀or楽」。うれしい、楽しい、悲しい、腹が立った。人はそんな感情が揺さぶられるような経験をすると、その話を誰かに伝えたくなるものです。今週は四つの中からこのお話、「喜」。 これはやっぱり「喜」ですね。 なんとこの番組が100回を迎えられたということは、やっぱり「喜」以外ないと思います。 先ほどの(お便りを読んだ)リスナーさんみたいに「偶然に去年の11月にこの番組を見つけました」という方もいらっしゃって、ほんとに“今、あなたと会ったね”っていう感じの人も多いと思うんですけども、やっぱりラジオって、テレビに比べたら人口的にはまだまだ少ないわけじゃないですか。聴いてらっしゃる人がね。 でもテレビよりも、もっとこう親密な関係を作れるなと私自身は感じています。テレビで話してるとやっぱり顔が映っているものですから、やっぱりどっかで、こんな私でもちょっとちゃんと映りたいなって思うのがチラッとでもありますので。でもラジオは、特にこの番組は一人でしゃべって誰もいないので、ねえちょっと聞いて聞いて、みたいな感じのおしゃべりなんで、すごくプライベート感があって、ほんとに私自身はとても楽しい100回をやって来られました。 メールとかいただくと、８歳の男の子とか90歳近い方とか、ほんとにたくさんの方がメッセージを下さって、聴いて下さってるっていうのがすごくうれしいなあって思います。 例えば、私が何か１つ意見を言ったりすると、私はこう思ってるんだって(言うと)「すごい賛成、賛成！」とか。例えば、息子はなんで一口のごはんを炊飯器に残しておくんだって(言うと)「あるある！」「それ知ってる知ってる！」「もう、うちもよ、うちもよ！」とか、そういう共有できる喜びもありますし。 すごく楽しいんだなラジオって。これがラジオの楽しさだなあ、と思います。 そもそもこの“スピーカーズコーナー”というタイトルは、海外の公園にある、誰もがお金も払わず許可も得ず、自分の意見を、みんなに思ったことを伝えたいというので、そういうコーナーがあるんだそうです。で、プロデューサーと、ラジオをやりたいっていう話になったときに、タイトルをどうしましょうかって言って、そのプロデューサーの方が海外でお仕事してらっしゃってたんで「スピーカーズコーナーっていうのがあるんですよ」って言われて。 イエーイ！ それだぜ！ って言って決まったのがこのタイトルなんですけども、やっぱり自分の意見を言うって本当に大切なことだなって思うんですよね。最近は特にコロナになって人と関わることがなくなってきたから、自分の言葉を発するっていう機会がどんどんどんどんなくなってしまって。それでも私は、やっぱり自分の意見をきちんと言える人間になりたいと思っておりますし、もし、この私の番組を通してでもいいから、みなさんもなにか言いたいことや聞いてほしいこと、これからもどんどんどんどん、みんなと一緒に共有したいなって思っています。 それがラジオのすばらしいところだなって思っています。 ラジオもたくさんの番組があって、100回も続けられてきたっていうのは、ほんとにたくさんの番組がある中でこの番組が続けられてきたっていうことは、ほんとに、聴いて下さる、あなたがいるからです！ ほんとに、あなたが、いるからです！ パチパチパチ(拍手)！ ほんとにありがとうございます。 そしてもちろんスタッフのみなさま、ありがとうございます！ パチパチパチ！ ほんとに、あなたたちがいるから私はここまで来られました！ イエーイ！ 100回おめでとー！ これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。 |
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これからも、あなたが小さなハッピーを感じたことやカチンときたことや悲しいことや楽しいこと、喜怒哀楽をメッセージでお待ちしています♪
【放送】
2023/03/22 大竹しのぶの“スピーカーズコーナー”
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