「秋ラジミュージアム」をのぞいてみよう〜“ラジオ嫌い”犀星のエッセーを聴きながら

らじるからのお知らせ♪

放送日:2023/12/15

#カルチャー

「秋ラジミュージアム」をのぞいてみよう

2023年10月9日にお届けした8時間の生放送「秋もラジオでつながろう」では、リスナーの皆さんからラジオの写真をたくさんお寄せいただきました。その数、なんと115件! メッセージとともにそのごく一部を紹介します。

*番組のウェブサイトですべてをご覧いただけます。

秋もラジオでつながろう!
秋ラジミュージアム

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「初めて中学生の時に買ってもらったラジオです。ピンク・レディが宣伝していたのを思い出します」(ペコポコ 東京都 50代)

「庭仕事でラジオを聞いています。長男が中学の技術家庭科で作りました」(母ちゃん 長野県 60歳)

「昔々、レコードと音楽のサークルで子どもたちを対象にして製作会をしました。そのときの製作品です。蚊の鳴くようなラジオの音が聞こえた時の子どもたちの感動は、今も目に浮かびます」(ph7 北海道 70代)

*写真をお寄せくださった皆さん、ありがとうございました!

犀星の“ラジオ嫌い”を変えたもの

日本でラジオ放送が始まったのは1925(大正14)年。その後の数年間は、ラジオをめぐるエッセーが多く発表されました。秋ラジミュージアム訪問のBGMに、その朗読はいかがでしょう。

1889(明治22)年生まれの室生犀星は、ラジオに夢中になっている萩原朔太郎(1886年生まれ)に、「ラジオは俗物の聞くものだ」などと言っていたようです。しかしラジオの“鋭い急所”を体感するなどして、その印象は少しずつ変わっていきます。

そのころ、犀星が書いたエッセーを紹介します。朗読の合間には、犀星がラジオについて語った生声(昭和36年 NHKアーカイブスより)もお聴きいただけます。聴き逃しからお楽しみください。

聴き逃し ラジオことはじめ「室生犀星とラジオ」

「ラヂオ」(昭和4年)
「ラヂオと耳」(昭和5年)
「放送局」(昭和9年)
朗読:吉松欣史アナウンサー

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【掲載】
2023/12/15 らじるからのお知らせ♪

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