曜日ごとにテーマを決め、注目の人にお話をうかがう「ひとのわ」。金曜日のテーマは「エンターテインメント」。音楽デュオのT字路sのお二人をお迎えしました。まずは、「これさえあれば」の生演奏を披露! お二人とのトークでは、音楽との出会いなどをうかがいました。
【出演者】
T字路s
<プロフィール>
2010年に結成された、ギターヴォーカルの伊東妙子、ベースの篠田智仁による音楽デュオ。人生における激情や悲喜こもごもを人間臭く表現した楽曲で人気を得る。ワンマンライブをはじめ、数々のイベントにも出演。『ラジオ深夜便』や『みんなのうた』楽曲提供など精力的に活動中。
――お二人の出会いは?
伊東:
お互い別々のバンドでしたが、よく対バン(共演)する仲間だったんです。
篠田:
そのときの伊東さんは歌ではなく、ギターだったんです。はじめて伊東さんの歌を聴いたときは驚きましたね。
――曲の世界が独特というか、懐かしい感じですよね。
篠田:
自分たちは古臭さを意識して演奏しているわけではないんです。
伊東:
いままで聴いてきた音楽がルーツになっているのかもしれませんね。
――音楽との出会いは何だったのでしょうか?
伊東:
中学生のときにバンドブームがありまして「これだ!」と思い、高校で軽音楽部に入ったんです。途中で料理の世界に踏み込んだのですが、肌が弱くて手の皮がボロボロになってしまい修行中にあきらめて、また、音楽の世界に戻ってきました。
篠田:
僕もバンドブームですね。それで中学生のときに友だちとバンドを組みました。
――今回、作曲家・服部良一さんのトリビュートアルバムにも参加されたんですね。
伊東:
淡谷のり子さんの「別れのブルース」を歌ったんですが、とにかく歌い出しが難しかったですね。淡谷さんの声の使い方はもう異次元なんですよ。
篠田:
バックの演奏にチンドン屋さんに協力していただきました。この曲は一発録音なんですよ。
そんな「別れのブルース」のカバーをご紹介。さらに、深夜便のうた「夜も朝も午後も」の生演奏もありました。料理好きという伊東さんと番組パートナーきじまさんとのギョウザ談義も盛り上がりました! 19日昼まで聴き逃し配信で1週間お楽しみいだだけます。
【放送】
2024/04/12 「まんまる」