午後1時台を聴く
24/04/15まで

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高齢の人も楽しめるダンスプログラムをつくられたSAMさんに、楽しく体力作りをする方法や、若さを保つ秘けつをうかがいました。

【出演者】
SAMさん(ダンサー・振付家)


<プロフィール>
1962年、埼玉県出身。1993年ダンス&ボーカルグループ「trf」でデビュー。振付家として多くのアーティストを担当。次世代ダンサーの育成にも尽力。また、ダンスで楽しく体力をつける「ダレデモダンス」を考案し、高齢者施設を中心に指導されている。


――TRFの活動が30年なんですね。

SAM:
気が付いたら30年ですね。長かったとも思わないし、常に前を向いてやっていたので、時間の経過を感じませんね。20歳のときにダンス仲間と「60歳になっても俺たち踊ってようぜ!」と言っていたんですが、自分が60歳になってみて、このあと70歳になってもいけそうな気がしています。

――SAMさんがダンスを始めたきっかけは?

SAM:
僕は70年代にディスコダンスを始めたんですが、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の影響は大きかったですね。そのあと、ブレイクダンスにハマっていきました。その後も新しいダンスをそのつど吸収していきました。19歳のときにダンスを基礎から学ぼうとニューヨークに行き、ストリートダンスに出会い、そのカッコよさに魅了されました。ニューヨークではモノの見方、考え方、世界観が変わりましたね。

――その頃の夢は?

SAM:
当時はダンスがそれほど世の中に広まっていなかったので、いつかダンスの夜明けがくるんだと信じていました。広めたいと思っていました。90年代に町にダンススタジオができて、キッズがどんどん育って、2000年代の頭くらいから日本のダンスシーンが変わってきましたね。

――かなり体を鍛えていますよね。

SAM:
基本的にはダンスで、1日おきに腕立てと腹筋を100回くらいですね。でも、ふくらはぎは意識して毎日鍛えています。

――踊らない日はあるのですか?

SAM:
20代のときは毎日踊っていましたが、いまは仕事で踊れない日が増えてきましたね。

――SAMさんの若さの秘けつはなんですか?

SAM:
やはり踊っていることですね。睡眠時間も短いんですよ。

――2016年に一般社団法人「ダレデモダンス」を設立されましたね。

SAM:
TRFのエクササイズダンスが世の中に受け入れられて、誰でも踊れるダンスをつくってほしいと頼まれたんです。それで高齢者のプログラムとして「ダレデモダンス」を考えました。テンポやステップもゆったりとしたもので、運動強度も散歩程度くらいです。医師と一緒にデータ、エビデンスをとりながら、安全性を考えてつくりました。最初は不安そうだった患者さんも、ダンスのあとは笑顔になりましたよ。


そして、SAMさんが提唱する健康的に歳を重ねるポイントとは。聴き逃しで4月15日の昼まで配信します。


【放送】
2024/04/08 「まんまる」

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