韓国料理のレシピをレパートリーに入れてみませんか? 韓国料理レシピを紹介しているキム・ヨンジョンさんに、家庭でできる韓国料理を教えてもらいました。(聞き手:武内陶子パーソナリティー)
【出演者】
キム・ヨンジョンさん(韓国料理研究家)
<プロフィール>
1974年、韓国・京畿道(キョンギド)出身。2010年、日本で手に入る食材でつくれる本場の韓国家庭料理をブログで紹介。丁寧でわかりやすく、文章の端々から感じられる温かい人柄でファンを増やす。現在は、料理教室や動画投稿サイトなどで活躍中。
――ブログがきっかけで料理研究家になられたんですね。
キム:
大学を卒業して化粧品メーカーに勤務しました。そこが、日本のメーカーであった縁もあって、日本語を勉強するために来日し、日本人と結婚しました。韓国で母に教わった料理を日本で再現したところ、夫から「韓国料理は辛いだけではなく、ちゃんとだしが効いていて素材のうまみが生きていておいしい!」と言われ、夫の会社のホームページで料理のレシピを掲載するブログを始めたんです。すると「教室をやってみてはどうですか?」というコメントをもらうようになって料理教室をスタートしたんです。
――食欲の秋ですが、韓国もいろいろなものがおいしい季節ですか?
キム:
韓国も秋は食の季節で、私は熟した柿を食べるのが楽しみなんです。
――動画サイトで柿のキムチを作っていましたよね。
キム:
りんごのキムチもつくりますよ。いろいろなキムチを作って、マッコリがあれば幸せです(笑)。
――ドラマなどで見るのですが、冬になるとお母さんたちが集まってキムチを漬けていますよね。
キム:
近所のお母さんたちが集まって壺で100個くらいの白菜キムチを作る“キムチ祭り”のような風景が、私の世代ではよく見られました。