怖いのになぜか聴きたくなってしまう怪談。今回は怪談師の村上ロックさんに、暑い夏に涼しさを届ける怪談を語っていただきました。(聞き手: 吾妻謙パーソナリティー)
【出演者】
村上ロックさん(怪談師)
<プロフィール>
1978年、北海道生まれ。新宿・歌舞伎町の怪談ライブバーで活動し、さまざまなメディアやイベントなどにも出演。
――ロックさんがされている「現代怪談」とはどういうものなんですか?
村上:
昔からある「四谷怪談」や「番町皿屋敷」などに対し、現代の日常にある理解不能な出来事などをもとにしたのが「現代怪談」です。
――現在、どのくらいの怪談をお持ちなんですか?
村上:
動画配信サービスにアップしているものだけでも、400はあります。
――すべて創作なんですか?
村上:
自分が体験したものや、誰かが経験した話を人づてに聞いたというものもあります。
――怪談には長いものもあれば短いものもありますね?
村上:
調整もできますが、ある程度の内容をわかってもらうためには、最低でも15分は必要ですね。短いものなら1分くらいで終わるものもあります。
――怪談のイベントは増えていますか?
村上:
去年くらいから急に増えたという印象ですね。
――怪談師になりたい人はどうですか?
村上:
2018年から「怪談最恐戦」という大会を開催しているのですが、応募者は増えています。圧倒的にレベルは上がっています。みんな真面目でよく研究しているようです。
――どんな人が怪談師に向いていますか?
村上:
怪談の知識だけでなく、文学や映画などにもアンテナを張って、人間的な魅力をつけることができる人だと思っています。
――夏は、一番忙しい時期ですよね。熱中症に気をつけて頑張ってください。きょうはありがとうございました。
【村上ロックさんが語った怪談】
- ① 「降ってくる」
- ② 「携帯電話」
- ③ 「VS エセ霊能者」
- ④ 「ネックレス」
- ⑤ 「おばあちゃん」
- ※ ロックさんの怪談は「聴き逃し」で1週間ゾクゾクできます。
【放送】
2023/07/07 「ごごカフェ」