午後2時台を聴く
23/06/30まで
午後3時台を聴く
23/06/30まで
明日(6月24日)からスタートするNHKの土曜ドラマ『やさしい猫』で主役を演じる優香さん。ドラマのこと、プライベートのこと、女優として進化を続ける優香さんの「今」をうかがいました。(聞き手:吾妻謙パーソナリティー)
【出演者】
優香さん(女優)
<プロフィール>
1980年、東京都出身。17歳の時にスカウトされ芸能界に。2002年、映画『君に唄えば』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2016年に結婚され、2020年に出産。昨年デビュー25周年を迎えた。
――昨年25周年を迎え、現在のお気持ちはどうですか?
優香:
中身は何にも変わっていないような気もしますが、体力だけがなくなってるかな(笑)。でも、結婚して出産してたくましくなりましたね。コロナ禍での出産だったので、ずっと子どもと向き合っていて、なかなか仕事のスイッチが入りませんでした。素の自分でずっといたので、現場に復帰したときは緊張で声も震えてしまいました。
――今回のドラマ『やさしい猫』は、お子さんが生まれてから初の主演なんですね。
優香:
両親に子どもの面倒を見てもらい、たくさんの人に助けていただきました。「現場に子どもを連れて来てもいいよ」とおっしゃっていただき、撮影の合間には監督さんたちに遊んでもらっていましたね。
――お母さんの働く姿を見て何か言っていましたか?
優香:
本人も何か感じるところがあったようで「ママ、カッコいい!」って言ってくれました。
――将来、お子さんが芸能界に興味をもったらどうします?
優香:
え~っ、考えなって言いますね(笑)。でも本当にやりたければ応援しますよ。これからどんなものに興味を持つのか楽しみですね。
――志村けんさんとのコント番組はどうでしたか?
優香:
私は「バカ殿」での「優香姫」が一番好きですね。大人だったら怒られることも子どもの役ならできることがとにかく楽しかったですね。
――志村さんは厳しかったですか?
優香:
楽しんでやって!って言われていました。私の中身が子どもだったからなんでしょうね。そういえば今でもリアクションが大きく、子どもの前でも子どもみたいです(笑)。
やさしい猫
――明日からスタートするドラマ『やさしい猫』では、シングルマザーの保育士で、スリランカ人に恋するミユキ役で、困難に立ち向かう母親を演じられますが、直木賞作家・中島京子さんの原作を読んでどのような感想を持ちましたか?
優香:
中島さんの原作を一気に読みました。「入管施設」が題材の物語ですが、とてもステキな家族のお話なんです。
――どんな気持ちで撮影に臨まれましたか?
優香:
「入管」という言葉はニュースで聞いたことはあったのですが、きっちりと把握しているわけではなかったので、役を演じながら勉強しました。なによりクマラさん(オミラ・シャクティさん)がいなければできないドラマでした。彼の表情からいろんな気持ちが伝わってくるんです。
――クマラさんはオーディションで選ばれ、演技経験もなかったそうですね。
優香:
クマラさんとのお芝居はいつも新鮮でした。演技なのか本当なのか境目がなくなる、不思議な感覚だったので、芝居をしているのを忘れる瞬間がたくさんありました。
――印象に残っているシーンとかありますか?
優香:
第1話で、クマラさんからプロポーズされるシーンがすごくいいんです。試写を見ていただいた原作者の中島京子さんにもステキだったと言われました。
- ※ 中島京子さんからのメッセージは「聴き逃し」で。
――明日のオンエアが楽しみです。
やさしい猫
総合 毎週土曜 よる10時~10時49分ほか
詳しくはこちら
家族のルール
――お子さんとのルールはありますか?
優香:
当たり前のことですが「あいさつはちゃんとしよう!」ですね。「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみなさい」「おはよう」「ごめんなさい」は、ちゃんと言おうねって教えています。
――これやっちゃダメだと教えていることは?
優香:
危ないこと、痛いことはしちゃダメだよって言ってます。これってルールですかね(笑)。
――優香さんが子どものころはどうでしたか?
優香:
私は3人きょうだいの3番目で上と年が離れていたのでとても自由でした。姉と兄は父にしかられていたけど、私に甘々でしたね。
――優香さんのストレス発散でどんなことをされていますか?
優香:
食べることが好きなので、家族で食べに行ったり、おいしい食材を買ってきて料理したりしています。あとは子どもと散歩ですね(笑)。
【放送】
2023/06/23 「ごごカフェ」
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