放送:(月〜金)9:45〜10:00(ラジオ第2) 放送:(土)22:5〜23:40(ラジオ第2)

『海賊とよばれた男』(百田尚樹著 講談社 2012年)
・源平合戦、維新戦争と関門海峡は歴史の舞台であった。その海峡に手漕ぎの船を繰り出し、出漁中の船から船へ油を売って回る男がいた。その男につけたれたあだ名は「海賊」。
・石油を断たれた日本が石油を手にしようと展望もないままに突っ走った戦争。結末は敗戦。男は、そうした時代の流れと時を重ねながら、石油にこだわり、より安く、より多くの石油を流通させようと考えた。国際石油資本の独占を許さず、国有化宣言をした産油国イラン、そのイランでの権益を守ろうとホルムズ海峡を封鎖したイギリス海軍の待ち構える戦場のような海域にタンカーを走らせ、包囲網をかいくぐって石油を日本まで運んだ男。
・物語の主人公「国岡鐡造」のモデルは、出光興産の創業者・出光佐三である。その独特の人生哲学、経営哲学をいかした波乱万丈の物語を新春企画として放送し、今の日本に元気を吹き込みたい。
| 放送日 | 放送時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 1/1 | 22:45〜0:15 | 「海賊とよばれた男」(1) |
| 1/2 | 22:45〜0:15 | 「海賊とよばれた男」(2) |
| 1/3 | 22:45〜0:15 | 「海賊とよばれた男」(3) |
| 1/5 | 22:25〜23:55 | 「海賊とよばれた男」(4) |
『氷川清話』(講談社学術文庫 2000年)
「氷川神話」は、江戸城の無血開城に尽力し、維新後は参議、海軍卿などを務めた勝海舟(1823−1899)が、その晩年に江戸から明治への時代を振り返って語った話の記録。今回はその中から日清戦争に関する話を読む。
| 放送日 | 放送時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 1/4 | 9:45〜10:00 | 勝海舟「氷川清話」から |
『遠い太鼓』(講談社文庫 1993年)
残念ながらノーベル文学賞は受賞できなかったが、いま世界に多くの読者を持つ作家・村上春樹(1949年京都市生まれ)。今回は1986年から3年間イタリア、ギリシャで過ごした滞在記「遠い太鼓」の中からギリシャ編を朗読する。読み手は当時の作者と同じ年代の小澤征悦。
〜はじめに〜の中で作者は言う、「ある朝目が覚めて、ふと耳を済ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から太鼓の音は響いてきた。・・・・・・その音を聞いているうちに僕はどうしても長い旅にでたくなった。」
「遠い太鼓」の中には村上作品に共通するエッセンスが散りばめられてある。独特の人間観察、島での借家さがし、港があり丘があり教会がある島の風物、小説家・村上春樹の一日の過ごし方、アジアとヨーロッパとの接点の地・・・・・・などを36回(7週)にわたって朗読する。
| 放送日 | 再放送日 | 内容 |
|---|---|---|
| 1/7 | 1/12 | 「遠い太鼓」(1) |
| 1/8 | 1/12 | 「遠い太鼓」(2) |
| 1/9 | 1/12 | 「遠い太鼓」(3) |
| 1/10 | 1/12 | 「遠い太鼓」(4) |
| 1/11 | 1/12 | 「遠い太鼓」(5) |
| 1/14 | 1/19 | 「遠い太鼓」(6) |
| 1/15 | 1/19 | 「遠い太鼓」(7) |
| 1/16 | 1/19 | 「遠い太鼓」(8) |
| 1/17 | 1/19 | 「遠い太鼓」(9) |
| 1/18 | 1/19 | 「遠い太鼓」(10) |
| 1/21 | 1/26 | 「遠い太鼓」(11) |
| 1/22 | 1/26 | 「遠い太鼓」(12) |
| 1/23 | 1/26 | 「遠い太鼓」(13) |
| 1/24 | 1/26 | 「遠い太鼓」(14) |
| 1/25 | 1/26 | 「遠い太鼓」(15) |
| 1/28 | 2/2 | 「遠い太鼓」(16) |
| 1/29 | 2/2 | 「遠い太鼓」(17) |
| 1/30 | 2/2 | 「遠い太鼓」(18) |
| 1/31 | 2/9 | 「遠い太鼓」(19) |
| 2/1 | 2/9 | 「遠い太鼓」(20) |