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こころをよむ

放送:日曜 6時45分〜7時25分(ラジオ第2)
再放送:翌週の日曜 13時20分〜14時00分(ラジオ第2)

こころをよむは、文学・美術・映画など、各分野の第一人者が、
現代人が抱える、老い・家族・環境など、さまざまな問題をストレート・トークで分かりやすく読み解いていく番組である。

テーマ :「伝説の名優たち その演技の力」
2010年1月〜3月
講師 : 佐藤忠男(映画評論家)

<ねらい>
映画評論の第一人者・佐藤忠男氏が選ぶ、世界の映画史上に残るスター12人。彼らの生きざまはもとより、その作品に描かれた登場人物の喜怒哀楽を通して、人生におけるかっとうや決断など、人間の心理に迫り、ときに頑固で、ときに移ろいやすい、複雑な心のあやを探りたい。スターであるが故の栄枯盛衰・光と影を浮き彫りにする。

<内容>
例えば、世界の人気を集めた俳優の代表ともいえる(1)チャーリー・チャップリンは、幅広い層に受け入れられる芸とキャラクターを持っていました。晩年の傑作「ライムライト」では、老いた喜劇俳優にふんし、将来に絶望した若いバレリーナを再起させて行くが、そこには笑いを超えた人情があり、しみじみと人生の意味を語る、滋味あふれた言動の数々には、人としてのあり方…周囲への感謝や目的にまい進する強さ…が描かれている。チャップリンが映画に込めたメッセージを通して、人種や国境を超えた人間の心模様を再考したい。
他には…(放送順)
(2)ゲーリー・クーパー「誰が為(ため)に鐘は鳴る」(古きよきアメリカ人の理想像)
(3)ジャン・ギャバン「ヘッドライト」(演技に息づく庶民気質)
(4)イングリッド・バーグマン「カサブランカ」(真の芸術への飽くなき情熱)
(5)三船敏郎「羅生門」(謹厳実直なる大スター)
(6)田中絹代「愛染かつら」(最後まで輝き続けた大女優)
(7)笠智衆「晩春」(気取りなき善意)
(8)原節子「青い山脈」(戦後日本のかれんな希望)
(9)マリリン・モンロー「ナイアガラ」(虚像に覆いつくされた孤独)
(10)ジェームス・ディーン「エデンの東」(反抗する若者たちのカリスマ)
(11)ソフィア・ローレン「ひまわり」(前を見据える力強さ)
(12)安聖基「曼荼羅(まんだら)」(韓国の国民俳優)
…など、それぞれの代表作品を通して、人間の「こころ」を多角的に読み解く。

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2010年1月〜3月の放送予定

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  放送日 再放送日 内容
第1回 1/10 1/17 「伝説の名優たち その演技の力」(1)
第2回 1/17 1/24 「伝説の名優たち その演技の力」(2)
第3回 1/24 1/31 「伝説の名優たち その演技の力」(3)
第4回 1/31 2/7 「伝説の名優たち その演技の力」(4)
第5回 2/7 2/14 「伝説の名優たち その演技の力」(5)
第6回 2/14 2/21 「伝説の名優たち その演技の力」(6)
第7回 2/21 2/28 「伝説の名優たち その演技の力」(7)
第8回 2/28 3/7 「伝説の名優たち その演技の力」(8)
第9回 3/7 3/14 「伝説の名優たち その演技の力」(9)
第10回 3/14 3/21 「伝説の名優たち その演技の力」(10)
第11回 3/21 3/28 「伝説の名優たち その演技の力」(11)
第12回 3/28 4/4 「伝説の名優たち その演技の力」(12)

出演者プロフィール

佐藤 忠男(さとう・ただお)
◆1930年、新潟市生まれ(79才)
◆新潟市立工業高等学校卒業後、海軍飛行予科練習生として学ぶ
◆戦後、国鉄や電電公社の勤務を経て、雑誌「映画評論」「思想の科学」の編集長を務める
◆1996年、日本映画学校の校長に就任
◆同年、紫綬褒章を受章。他、勲四等旭日小綬章・芸術選奨文部大臣賞・京都新聞大賞文化学術賞を、海外では、韓国王冠文化勲章・フランス芸術文化勲章シュバリエ章を受賞
◆主な著書は「映画でわかる世界と日本」「映画の真実 スクリーンは何を映してきたか」など


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