
放送:金曜 20時15分から20時45分(ラジオ第2)
再放送:土曜 10時〜10時30分(ラジオ第2)

佐藤 勝明(さとう かつあき)
1958年生まれ 早稲田大学文学部卒業 同大学院博士課程修了 和洋女子大学教授
専攻は近世文学、俳文学 焦門俳諧、元禄期の文学を研究し、江戸時代の文学における芭蕉の革新性、
特に芭蕉を取り巻く人間交流や俳諧連句から俳句の独立、蕉門の成立を研究課題とする。
江戸俳諧中興の祖として並び称される3人の俳人、芭蕉、一茶、蕪村。
連歌(連句)から始まったといわれる俳諧は集団の文芸であり、その基本には人と人との結びつきがありました。芭蕉のまわりには多くの門弟が集まり、蕉風俳諧を形作っていきました。奥の細道の道中にも、行く先々で集まった門弟と句会を開き、その境地を深めていったことがうかがえます。そのなかで、芭蕉は発句の独立性をたかめ、近代の俳句へとつなげていったのでした。
芭蕉は最初から芭蕉であったのではなく、自らの修練を通してであるのはもちろんのこと、自身を取り巻く人々や門弟たちとの交流の中で芭蕉になっていったのです。
蕉風俳諧のなりたちを13回にわたり、探っていきます。
| 放送日 | 再放送日 | 内容 | |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 4/6 | 4/7 | 「俳諧」とは何か |
| 第2回 | 4/13 | 4/14 | 貞門俳諧と芭蕉 |
| 第3回 | 4/20 | 4/21 | 談林俳諧と芭蕉 |
| 第4回 | 4/27 | 4/28 | 東西交流がもたらしたもの |
| 第5回 | 5/4 | 5/5 | 漢詩文に学んで |
| 第6回 | 5/11 | 5/12 | 芭蕉時代の開幕 |
| 第7回 | 5/18 | 5/19 | 句構造の変革 |
| 第8回 | 5/25 | 5/26 | 季をとらえ直す |
| 第9回 | 6/1 | 6/2 | 旅とその成果 |
| 第10回 | 6/8 | 6/9 | しだいに拡がる芭蕉門 |
| 第11回 | 6/15 | 6/16 | 『猿蓑』の豊かな実り |
| 第12回 | 6/22 | 6/23 | 「かるみ」に向かって |
| 第13回 | 6/29 | 6/30 | 芭蕉と芭蕉以後 |