
放送:木曜 20時30分〜21時00分ラジオ第2)
再放送:金曜 10時〜10時30分(ラジオ第2)
『歎異抄』は、親鸞の言葉を弟子の唯円が書き記したものといわれています。
戦乱と飢きんにより荒廃した時代の中で、人間の心の闇を見つめた親鸞の深い洞察力は、今も色あせることなく人々の心を捉えています。
『歎異抄』を人間の「心の葛藤」を描いた文学的にも優れた名作として捉え直し、親鸞が煩悩という心の闇とどう向き合ったのかを震災なども含めた現代的状況を踏まえながら読み解いていきます。
| 放送日 | 再放送日 | 内容 | |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 9/29 | 9/30 | 八百年の時空を超えて |
| 第2回 | 10/6 | 10/7 | 弥陀の誓願不思議 |
| 第3回 | 10/13 | 10/14 | 親鸞におきては、ただ念仏して |
| 第4回 | 10/20 | 10/21 | 善人なおもて往生をとぐ |
| 第5回 | 10/27 | 10/28 | 慈悲に聖道・浄土のかわりめあり |
| 第6回 | 11/3 | 11/4 | 順次生に仏になりて |
| 第7回 | 11/10 | 11/11 | 親鸞は弟子一人ももたずそうろう |
| 第8回 | 11/17 | 11/18 | 念仏者は、無碍の一道なり |
| 第9回 | 11/24 | 11/25 | 念仏は行者のために、非行非善なり |
| 第10回 | 12/1 | 12/2 | 浄土へいそぎまいりたきこころのなく |
| 第11回 | 12/8 | 12/9 | 念仏には無義をもって義とす |
| 第12回 | 12/15 | 12/16 | ただ念仏のみぞまことにて |
高 史明 (コ サミョン)
1932年 山口県生まれ。3歳にして母と死別。高等小学校を中退後、さまざまな職業に従事しながら政治活動にも参加。その後文学を志すが、1975年一人息子の岡真史が12歳で自殺したことを契機に親鸞と『歎異抄』に深く帰依する。
著書に『生きることの意味』(筑摩書房 日本児童文学協会賞)、『ぼくは12歳』(筑摩書房)、『一粒の涙を抱きて 歎異抄との出会い』(毎日新聞社)、『現代によみがえる歎異抄』(NHK出版)など。