多くの人で賑わう“おなじみの”銀座の風景。・・・のはずが、えっ!?銀座に誰もいないっ!?
その表紙の1枚で思わず「何これっ?」と引き込まれてしまう写真集『TOKYO NOBODY』。「人の姿が全くない東京」を撮影した作品をまとめたこの写真集を2001年に発表し、日本写真協会賞新人賞を受賞してから今日まで、さまざまな東京の姿を撮りつづけていらっしゃる写真家、中野正貴さんが今回のキニナル人でした。
トークが始まると、小堺所長が中野さんの写真集をプライベートで数冊購入していたことが発覚!
「当時から気になっていた」という、まさに「キニナル人」との写真談義が続いたのでした。
「いろいろな撮影の条件を考えると、当時だから撮れたんだと思う」という『TOKYO NOBODY』をはじめ窓から眺める東京を撮影した『東京窓景(まどけい)』では、イメージした写真を撮影するためには知らない人のお部屋にお邪魔しなければならず、何度も断られたり・・・という苦労話も。
そんな中野さんの姿を思い浮かべながら、改めて写真集を見るのもおもしろいですね。
「さまざまな視点(条件)で東京を写してみることで、見過ごしていた風景を新鮮に感じられたりもう一度“東京”を好きになれるのではないか」という中野さん。すでに次のアイデアがすでに頭の中にあるそうですが・・・「今はまだ秘密(笑)」。
今度は、どんな東京の姿を見せてくれるのでしょうか?楽しみに待ってます!
【ご紹介した写真集】 『TOKYO NOBODY』(リトルモア)
『東京窓景』(河出書房新社) 『MY LOST AMERICA』(リトルモア)