NHKラジオ第1 > 懐かしのポップストップ10 > 森井嘉浩のオススメ3曲

ラジオ第1 木曜・金曜午後8時5分から9時30分「懐かしのポップストップ10」

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森井嘉浩のオススメ3曲

1981年の全米ソウルチャートトップ10シングル

♪テイスト・オブ・ハニー「スキヤキ’81」

71年ロサンゼルスで結成。女性2人(ジャニス・マリー・ジョンソン、ヘイゼル・ペイン)、男性2人(ペリー・キブル、ドナルド・レイ・ジョンソン)という構成で78年、ディスコ・ナンバー「今夜はブギ・ウギ・ウギ」がソウル、ポップ両チャートでNo.1となり、グラミー賞新人賞も受賞します。しかし続く大ヒットが生み出せない中、男性メンバーが脱退。女性デュオとなってから発表した3枚目のアルバム『シーズ・ア・ダンサー』、そこからの第3弾シングルとなったのが、坂本九が63年に全米ポップ・チャートNo.1、R&Bチャート第18位とした「上を向いて歩こう」の英語版リメイク「スキヤキ’81」で、彼女たちにとって2曲目のソウル・チャートNo.1、さらにポップ・チャート第3位、アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1という大ヒットとなりました。

♪スモーキー・ロビンソン「ビーイング・ウィズ・ユー」

40年にデトロイトで生まれ、55年にマタドーズを結成、やがて名前をミラクルズと変え、デビュー。61年に「ショップ・アラウンド」がR&Bチャート第1位、ポップ・チャートで第2位となり、以後ヒットを連発。72年にソロに転向、ディスコ・ブームが一段落した80年初頭にバラード・ナンバー「クルージン」がソウル、ポップ両チャートで第4位、アダルト・コンテンポラリー・チャート第34位となります。「ビーイング・ウィズ・ユー」はこの年の春にソウル・チャート5週No.1、ポップ・チャート第2位、アダルト・コンテンポラリー・チャート第4位と、ソロ最大のヒットとなりました。また彼はソングライター、プロデューサー、そしてレコード会社経営者としても、アメリカのポピュラー音楽界の歴史に残る業績を上げています。

♪ステイシー・ラティソー「孤独なハイウェイ」

66年ワシントン生まれの彼女は79年、バン・マッコイのプロデュースでわずか12歳でデビュー。マッコイの死後、引き継いだナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースで、80年に「キュートなエンジェル」がソウル・チャート第8位、ポップ・チャート第21位、アダルト・コンテンポラリー・チャート第34位となり、注目されます。そしてこの年、モーメンツが70年にソウル・チャート第1位、ポップ・チャートで第3位とした「孤独なハイウェイ」をカバー。彼女のバージョンはソウル・チャート第2位、ポップ・チャート第26位、アダルト・コンテンポラリー・チャート第19位となり、この年のソウル・チャート年間第27位に食い込みました。残念ながら90年代には歌手活動を停止してしまいましたが、10代のスター・シンガーが不作だったこの時期、孤軍奮闘した彼女の功績はもっと評価されてよいと思います。