旅ラジアナウンサー日記 香川県(1)


野方正俊アナウンサー こんにちは、旅するアナウンサーの野方正俊です。2月26日(金)、80ちゃん号は香川県におじゃましました。
 いっしょに旅をしたふるさとサポーターは、高松放送局の池野健(たけし)アナウンサーです。


2月26日(金) 宇多津町(うたづちょう) 宇多津町民コミュニティー会館から

 ここはふるさと旅するラジオ、80ちゃん号の四国の旅は、香川県に入りました。この日は、本州と四国を結ぶ最初の橋で、唯一鉄道も通っている瀬戸大橋のおひざもと、瀬戸内海に面した宇多津町からの放送でした。

 あいにく朝から雨模様、町役場の敷地の中にある町民コミュニティー会館のロビーをお借りしての放送となりました。ふるさとサポーターは、高松放送局の池野健アナウンサーです。

 宇多津町は、雨の少ない気候を生かした製塩がさかんだったところで、昭和30年代までは、海岸沿いには一面に塩田が広がり、炎天下、多くの人が製塩作業に汗を流していたそうです。

 その宇多津町で、毎年ひなまつりの季節に開催されているのが、「うたづの町屋とおひなさん」というイベントです(ことしは3月6日、7日に実施)。宇多津の「古町(こまち)」と呼ばれる旧市街に、それぞれの家が自宅にあるひな飾りや、こどもたちがつくったオリジナルのひな人形などをいっせいに飾り付けるというもので、ことしで7回目を迎えます。

 実行委員長の菊本達也さん(70)にうかがいました。
 菊本さんが小さい頃は、製塩業を営む家庭のこどもは、学校も午後から休みになって製塩作業を手伝い、夏は日焼けして真っ黒になっていたそうです。ひなまつりのイベントを始めて7年、徐々に定着し、2日間に町を訪れる人も去年は3万人を数え、始めた頃の5倍に増えたそうです。

 もうおひとり、このイベントを発案した、宮下恵子さんにもお話をうかがいました。宮下さんは40年前、結婚して愛媛県から宇多津に移ってきました。子育てが一段落して、好きだった文化財の勉強などをしているうち、宇多津の古町の町並みの美しさに気づき、なんとか後世まで残したいという思いから、このイベントを発案したのだそうです。

 今では、地域にある大学や小中学校などの協力も得て、たくさんのボランティアに支えられながら、軌道に乗っているということで、「町を訪れたら、おひな様を飾っている家の人たちといろいろ触れ合って、みんながおひなさま気分になってくれればうれしいです!」と、イベントの意義を力強くお話してくださいました。

 ふるさとメッセージは、かつて、製塩作業に携わる職人たちの間で歌われていた作業歌「宇多津浜曳き唄」を、桑山(そうざん)会のみなさんにご披露いただき、会の活動について、藤塚一夫さんにご紹介いただきました。
 また、宇多津町産業振興課の小西智也さんには、ロマンチックなデートスポットがたくさんある宇多津町に、若いカップルを呼び込もうという活動についてPRしていただきました。

旅ラジアナウンサー日記2010「香川県宇多津町1」 旅ラジアナウンサー日記2010「香川県宇多津町2」 旅ラジアナウンサー日記2010「香川県宇多津町3」 旅ラジアナウンサー日記2010「香川県宇多津町4」

※この写真をクリックすると大きくなります。(パソコンのみ)

投稿者:旅ラジスタッフ | 投稿時間:2010/02/26 (金)15:00 | カテゴリ:ここはふるさと旅するラジオ
twitterにURLを送る facebookにURLを送る ソーシャルブックマークについて
※NHKサイトを離れます。

ページの一番上へ▲