旅ラジアナウンサー日記 岐阜県(1)
(旅するアナウンサー 島田政男)
みなさん、こんにちは!旅するアナウンサー、「しあわせ配達人」の島田政男です。
おかげさまで、「ここはふるさと旅するラジオ」も五年目に入りました。80ちゃん号で全国各地を訪ねてきましたが、五周目の旅のスタートは、「岐阜県」です。『なぜ、岐阜県からスタートなの?』それは、日本の真ん中だからです。『どうして、日本の真ん中からスタートするの?』いやいや、たとえば、おいしい料理がのった皿がでてきたら、真ん中からはしをつけるでしょう。『それじゃ、端のほうは、おいしくないの?』そういうわけじゃないけど。かた苦しいことは言わないで今年度スタート、岐阜県の旅、始まり、始まり!
岐阜県・関市 関鍛冶伝承館駐車場
4月1日に岐阜地方気象台から、桜の満開が発表されました。私は、桜を見ると思わず涙が出そうになります。『また、今年も咲いてくれてありがとう。』と声をかけたくなります。厳しい冬を耐えて、春になるとパッと咲いて、パッと散る。あの潔さに私たちはきっと心を奪われるのでしょう。桜満開の岐阜県から始まった「ここはふるさと旅するラジオ」記念すべき今年度の初日は、関市からでした。関市といえば「刀づくり」、そして長良川での「小瀬(おぜ)鵜飼」の伝統が今も息づく町です。ゲストは、刀匠、丹羽兼信さん、56歳。二十歳の時から、刀鍛冶の修行に入り、以来刀づくりひとすじです。さすが刀匠だけに、一言一言に切れ味があります。丹羽さん、『これまでひとつとして満足いくものは、できません。というのは、満足したら終わりなんです。きょう、あの山を登ったら、あすはもっと高い山を登ろうとします。そこは、もっと谷が険しいんです。』700年の伝統を支える刀鍛冶の職人の言葉には、重みがあります。「鍛錬」という言葉も、刀づくりから生まれたと聞きました。そして、もうひとつ関市の伝統といえば、長良川での「小瀬の鵜飼」です。鵜匠の岩佐昌秋さん、64歳。小さい時から川が好きだった岩佐さん、鵜匠は世襲制なんです。残念ながら、私はまだ鵜飼を実際に見たことがありません。篝火を焚いて鵜を操り、鮎を捕る、1300年の伝統がある行事です。岩佐さん、『長良川は鵜飼にとって、環境的にも良い清らかな川です。鵜匠にとって一番の苦労は、鵜とのあうんの呼吸です。まもなくシーズンです。ぜひ、全国のみなさん、一度伝統の鵜飼を見に来てください!』5月11日から10月15日まで「鵜飼」が行われます。お二人とも、ふるさとの伝統を大切に受け継ぎ守っている姿に、頭が下がりました。それも、気負わず自然体なんです。うらやましくも思いました。
ここで、一曲、歌を~♪水にきらめく 篝火は 誰に想いを 燃やすやら~
作詞・石本美由起 作曲・岡 千秋 歌・五木ひろし 昭和59年日本レコード大賞受賞曲
「長良川艶歌」です。
ふるさとメッセージは、関市の洞戸地区でキウイフルーツを作っていらっしゃる農家の神山三郎さん、85歳。いやあ~お元気な方でした。キウイフルーツのとっておきの食べ方をひとつ教えてくれました。すき焼きの時に、キウイを一緒に鍋に入れます。肉が柔らかくなるんだそうです。それにしても、
甘酸っぱくて美味しかった!それから、4月18日・19日に開かれる「関まつり」のPR.まつりの最大の呼び物は、「あんどんみこしコンクール」です。今年も電飾を施した50基のみこしが夜の関市を美しく彩ります。去年のみこし制作の優勝チームから、桜田公明さんが、元気よくPRしてくれました。
もうひとかたは、フリーマガジン「ぶうめらん」代表の、北村隆幸さん、28歳。北村さん、『関市の魅力は、田舎過ぎず、都会でもない、中途半端な所です!』中途半端をプラス思考に変えていく、まさに逆転の発想ですね。ブーメランのように、若者がこの町に帰ってくるといいですね。
今回のふるさとサポーターは、岐阜放送局の青木希久子アナウンサー。青木さんは、2歳になる「はな」ちゃんのお母さんでもあります。子育てをしながら、アナウンサーの仕事に励んでいます。母親として妻としてそしてアナウンサーとして懸命に頑張っているようです。ソメイヨシノの美しさに負けず劣らず、内面から出る女性ならではの、強さと美しさを感じました。ローカル放送では、自らの体験を生かして子育てのリポートを放送しています。岐阜のみなさん、応援してください!



投稿者:旅ラジスタッフ | 投稿時間:2009/04/02 (木)15:00 | カテゴリ:ここはふるさと旅するラジオ


