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放送予定


第240回 2014年10月6日(月) 放送予定

食べる楽しみが、希望を生み出す

訪問管理栄養士・中村育子

年間38兆円にのぼる医療費を抑えるため、国はいま在宅医療を推し進めている。だが、患者が日々食べる「食事」が盲点になっている。栄養管理が行き届いた病院と異なり、自宅での食生活は乱れやすく、体調を崩して再入院する患者が続出。なかにはいま高齢者に急増している「低栄養」に陥り、知らない間に筋力・免疫力の低下を招いたり、認知症のリスクを高めるなど深刻なケースが相次いでいる。
そんな患者の家を一軒一軒訪ね歩き、ひとりひとりに即した、きめ細かな食事療法を提案することで、1,000人ほどの食生活を改善させてきた女性がいる。全国でもまだ珍しい訪問管理栄養士の第一人者・中村育子だ。
その指導は、型破り。「低栄養」の恐れがあるお年寄りには、効率よくカロリーを摂取できるコーラやかき氷を勧めたり、手軽に扱える冷凍食品も積極的にメニューに採り入れる。理想を掲げるより、現実に即したアイデアを追求する中村の行く先には、患者の笑顔が絶えない。その指導法は注目を集め、全国から見学者がやってくる。
この夏、中村にかつてない依頼が舞い込んだ。患者は、脳出血の後遺症で飲み込む力が極端に低下した70代の女性。彼女は、夫が作る大根の煮物をもう1度食べたいという願いを抱いていた。だが、リハビリを始めた直後、思わぬ事態に直面する。彼女の希望をかなえることはできるのか。在宅医療の現場で繰り広げられる、食と命のドラマに密着。

写真予告MOVIE


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