2019年

2019年1月7日(月)
答えを求めて、声を探す
声優・神谷浩史

「進撃の巨人」「ワンピース」など数々の作品に声で魂を込めてきた、声優・神谷浩史(43)。声優ブームといわれる今、「オファーがなければ収入ゼロ」という厳しい世界で、神谷は業界最大の顕彰式で数々の栄冠を手にするなど、圧倒的な存在感を放っている。現場からの信頼は絶大で、神谷の声は“リアル以上にリアル”と評される。今回そんな実力派声優・神谷に5か月間密着。アニメのアフレコ、外国ドラマの日本語吹き替え、テレビ番組のナレーションなど、神谷は現場現場で、期待以上の「声」を追求する。仕事を全うしたいという信念の陰には、過去に経験したある大事故が関わっていた。
そして新たに挑む、新感覚の朗読会。2000人の観客を前に、「声だけの演技」で魅せる大きな舞台。ギリギリまでこだわったクライマックスシーン、迎えた本番で神谷は、どのような声で表現したのか。「声優は、作品やキャラクターがいないと存在できない」と語る神谷。己の声だけで生き抜く、その覚悟とは。声優・神谷の闘いの日々に迫った。

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