2018年

2018年6月11日(月)
言葉の海で、心を編む
辞書編纂(さん)者・飯間浩明

ツイッターでも人気の、“言葉のプロ”が登場!日本でも数少ない、辞書作り専門の日本語学者・飯間浩明。ネットやテレビ、新聞雑誌のみならず、街を歩き回り新たな言葉を探す姿は、さながら“言葉ハンター”。見つけ出す新語は、1年で4000語以上にも及ぶ。その飯間が、編さん者のひとりとして手がけるのが、現代語に最も強いとされる国語辞典。およそ6・7年に一度行われる改訂に向け、編集作業が本格的に始まった。集めた新語を厳選し、さらに「語釈」と言われる言葉の意味をいかに的確かつ端的に書き上げるか。その思いを支えるのは、幼い頃からずっと言葉に悩み続けてきたという過去、そして“辞書の神様”と呼ばれる人物の影響があった。出版不況やインターネットの普及で、辞書の存在意義が問われる今、言葉に溢れんばかりの愛を注ぐ、熱き現場に密着!

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