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これまでの放送

347回 2018年1月15日放送

挑戦を、強さに変える プロ卓球選手・石川佳純

再放送情報
  • 再放送は未定です。決まり次第ホームページにてお知らせ致します。


負けず嫌い

日本卓球界をけん引するエース、石川佳純(24)。ロンドンオリンピック、史上初のシングルス4位・団体銀メダル。リオオリンピックでは団体銅メダルと、その功績は輝かしい。石川の武器は、強烈な回転とパワーで打ち抜くフォアドライブ。そして、どんな苦しい状況でも強い精神力で巻き返す「負けず嫌い」な卓球スタイルだ。
だが今、石川はかつてないほどの苦境に立たされている。2017年に行われた日本一を決める大会。4連覇をかけた石川だったが、高校生の平野美宇に惨敗した。背景には、公式ボールの変更がある。ボールの材質がセルロイドからプラスチックに変わり、ボールに回転がかかりづらくなったことで、回転を生かした石川の卓球が通じなかった。
負けず嫌いの石川、今、新たなスタイルに挑み始めた。それは「高速卓球」。ボールが卓球台から上がりきらないうちに早いタイミングで打つ、スピードに重きをおいた卓球だ。スタイルを変えるのは容易ではない。厳しい強化メニューを自らに課し、改革に挑む。

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変わることが“強さ”になる

石川にとって忘れられない試合がある。2016年のリオオリンピックだ。シングルス初戦の相手は、格下の選手だった。だが、決めるチャンスをいくつも逃し、長期戦に持ち込まれた石川。試合中に足をつってしまい、敗退した。日本のエースとして「負けてはいけない」というプレッシャーが、石川らしい強気の卓球を奪っていた。
大舞台での苦い経験は、石川を大きく変えた。負けを恐れず、「変わり続ける」ことを深く心に誓った。

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家族の支え

世界で戦う石川の心の支えとなっているのが家族だ。インターネットで配信される海外の試合を、たとえ日本が夜中でも家族みんなで見て、激励のメールを送る。
石川が日本に戻ってきたときは、大好物の焼き肉を家族で囲む。挑戦を続ける石川の最高のパワーの源だ。

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王者・中国への挑戦

「憧れのままでは中国選手には勝てない」。石川が取材中に思いを吐露した。
日本のトップを走る石川だが、世界の上位を占める中国選手を倒していかなければ、2020年の東京オリンピックでシングルスのメダルはない。高い実力を持つ中国トップ選手にどう挑むか。石川が出した結論は、卓球台の奥深く、より厳しいコースを狙うことだった。ボールがコースアウトするリスクもあるが、卓球台のギリギリを突いていく。2020年に向けた石川のさらなる挑戦が始まった。

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プロフェッショナルとは…画像をクリックすると動画を見ることができます。

自分に挑戦し続けて、結果を出し続けることだと思います。期待に応えること、自分の最高のプレーをすることが、プロとして大事なことだし、必要なことかなと思います。

プロ卓球選手・石川佳純