スマートフォン版へ

メニューを飛ばして本文へ移動する

これまでの放送

第189回 2011年11月14日放送

這(は)い上がれ、世界の頂へ プロサッカー選手・本田圭佑



世界一のサッカー選手になる

世界一になる。それは、どんな分野においても容易なことではない。しかし、本田は子どもの頃に抱いた「世界一のサッカー選手になる」という夢をあきらめることなく、挑み続け、また、それを公言することをはばからない。ときに、人から「ビッグマウス」と呼ばれることもある。しかし、それは本田流の自分の追い込み方でもある。本田はその生き方について、こう語っている。「大きいこと吐いたら最初笑われるでしょう?それで見返したときの周りの対応が好きなんです。本能でそれが楽しい。でっかいことを言って笑われてても、自分が真顔で答えてる方がおもろい生き方やなって思うんですよ」。

写真どこまでも純粋に、自らの夢を追い続ける


入れ込むのが 平常心

2010年のワールドカップ南アフリカ大会で、日本のベスト16進出の原動力となったのは、まぎれもなく、本田の「決定力」だった。大舞台でも決して動じることなく、ゴールにシュートをたたき込む強じんな精神力。それは、日々、自らと向かい合うことで磨き込まれていくものだという。しかし、本田には、試合に向かうとき、自らに課すことがあるという。それは、あえて「入れ込む」ということ。試合の数日前から自分の頭を完全に戦闘モードに切り換え、試合のイメージを繰り返すことで、その状況に自らを慣らせてしまう。そうすることで、試合本番、極限の緊張を強いられる決定的な場面でも、冷静に仕事をなすことができるのだという。

写真本田は、試合の数日前から あえて入れ込む


信じる力

今でこそ日本代表において、唯一無二の存在として君臨する本田だが、今日に至る道のりは決して生やさしいものではなかった。中学時代、ガンバ大阪のジュニアユースチームに所属していたが、ユースへの昇格は認められず、オランダ移籍を果たした年も、勝負どころでの弱さを露呈し、2部落ちを経験した。それでも、常にはい上がってきた。その歩みを支えたのは、「信じる力」。「信じることは、希望。信じられなくなったとき、希望の光は見えなくなる。その時に、いかに、自分を信じることができるか。信じるというのは、本当に、希望そのものですよね」と、本田は語る。本田は自らの可能性を信じ、日々の努力を決して怠らない。

写真本田の強さの根っこには、「信じる力」があった


プロフェッショナルとは…画像をクリックすると動画を見ることができます。

自分らしく今後も生き続けることがプロフェッショナルなのかなって。自分と向き合って、自分と格闘して、自問自答して。弱い自分に打ち勝って、自分らしく生き続けることが、自分に与えられた使命。自分っていうか、みんなですよね。そういう意味で、オレはまだプロフェッショナルになれたんかどうか、ちょっと分かってないというか。いま自分の形が見えてきたというのと、なり始めれそうなのか。そしてそれをずっと自分に打ち勝っていくことで、プロフェッショナルというものを続けて、自分の人生を通して続けていくもんなんかなって。うーん、かなり偉そうに言ってますね

プロサッカー選手 本田圭佑