報道・著述・学術研究分野の個人情報の保護について

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 個人情報については、今日の情報化の進展や個人の権利意識の高まりの中で、一層慎重な取扱いが求められています。
 「個人情報の保護に関する法律」(平成17年4月1日全面施行)では、「報道」、「著述」、「学術研究」の目的で個人情報を取り扱う場合、個人情報取扱事業者の義務等を定めた規定の適用が除外されていますが、その一方でこれらの適用除外分野についても個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な措置を自ら講じて公表するよう努めなければならないとされています。
 もとより適用除外とされた「報道」、「著述」、「学術研究」の分野については、報道の自由、表現の自由、学問の自由を堅持していく観点から、NHKが保有する個人情報は自主的、自律的にこれを適切に扱うべきことは言うまでもありません。
 NHKは、この基本的立場と社会的背景を踏まえ、NHKの取り扱う「報道」、「著述」、「学術研究」分野の個人情報の保護について以下の規程を定めましたので、これに則り適正に取り扱います。

○報道・著述・学術研究分野に係る個人情報保護規程

(趣旨)
第1条 この規程は、NHK個人情報保護方針に基づき、NHKが次の各号に掲げる者として当該各号に掲げる目的で個人情報を取り扱う場合について、その取扱いを自主的かつ適正に行うため定める。

(1) 報道機関 報道の用に供する目的
(2) 著述を業として行う者 著述の用に供する目的
(3) 学術研究を目的とする機関もしくは団体またはそれらに属する者 学術研究の用に供する目的

(従業者の義務)
第2条 NHKの役職員その他NHKの指揮命令系統に属しNHKの業務に従事している者(以下「従業者」という)は、前条に規定する場合は、この規程に基づき、個人情報を適正に取り扱わなければならない。

(適正な取扱い)
第3条 第1条に規定する目的で取り扱う個人情報は、その目的の範囲を超えて取り扱ってはならない。

(安全管理措置)
第4条 個人データの漏えい、滅失またはき損の防止等の個人データの安全管理のため、次に掲げる措置を講じる。

(1) 個人データが紙媒体に記録されている場合は、記録された物は施錠保管し、利用終了後は確実に廃棄する。
(2) 個人データが電磁的媒体に記録されている場合は、別に定める情報セキュリティ対策基準に沿って適切に管理し、利用終了後は確実に消去する。
(3) 従業者に個人データを取り扱わせるにあたっては、当該個人データの安全管理が図られるよう、必要かつ適切な監督を行うとともに、必要な研修を行う。
(4) 個人データの取扱いの全部または一部を委託する場合は、その取扱いを委託した個人データの安全管理が図られるよう、委託を受けた者に対する必要かつ適切な監督を行う。
(5) その他個人データの安全管理のために必要な措置。

(取扱責任者)
第5条 第1条に規定する場合について、次の取扱責任者を置く。

(1) 報道・著述・学術研究に係る個人情報保護統括責任者   放送総局長
(2) 個人情報保護管理者   各部局長
(3) 個人情報保護担当者   各部局長が指名した者

(苦情への対応)
第6条 第1条に規定する場合について、その個人情報の取扱いに関する苦情への対応は、次に定めるところによる。

(1) 従業者は、その取り扱う個人情報に関する苦情に対しては、所属部局の個人情報保護担当者への連絡を含め誠実に対応しなければならない。
(2) NHK放送センターおよび全国の放送局の視聴者対応窓口ならびにコールセンターで苦情を受け付けたときは、当該個人情報を取り扱っている部局の個人情報保護担当者に迅速に連絡する。
(3) 個人情報保護担当者は、個人情報保護管理者の責任の下で、自ら苦情に対応しまたは対応が適切に行われるよう管理する。