□ ＮＨＫ放送技術研究所（技研）の最新の研究成果を一般に公開する「技研公開2019」を、5月30日（木）〜6月2日（日）の4日間の日程で開催します。
□ 「ワクからはみ出せ、未来のメディア」をテーマに、３ＤテレビやＡＲ・ＶＲを活用した、従来のテレビのワクを越えた視聴サービスを実現する技術など24項目の研究成果を展示します。表現空間を拡張した多様なコンテンツやサービスの実現を目指した「リアリティーイメージング」の研究成果からは、高精細ＶＲ映像や、ＡＲ技術を活用したテレビ視聴サービス技術などを展示します。
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●ＡＲを活用したテレビ視聴スタイル |
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ＡＲ技術を活用して、テレビ画面から出演者が飛び出すような新しいテレビの視聴スタイルを実現する技術です。放送と同期してインターネットで配信される出演者の３Ｄ映像が、ＡＲ用メガネやスマートフォンのカメラ機能を利用してテレビの前に実物大で表示されます。 |
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●高精細ＶＲ映像 |
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ＶＲ技術と高精細映像とを組み合わせることで、リアルで高い没入感の実現を目指した高精細ＶＲ映像です。１８０度の視野を覆う大画面のスクリーンで高精細なＶＲ映像を上映します。将来、ＶＲ用メガネなどのさまざまな視聴スタイルで楽しむことができる没入感の高い映像を、大画面のスクリーンで多くの方に体験していただきます。 |
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□ ＡＩを活用して番組制作を支援する「スマートプロダクション」の研究成果からは、自然で滑らかに気象情報を読み上げるＡＩアナウンサーの技術※１や、地域放送局での字幕制作の拡充に向けて、ＡＩを活用して生放送の音声から自動的に字幕を作りスマートフォンなどにインターネット配信する技術※２などを展示します。
※1:2019年1月23日発表「ＡＩアナウンサーで気象情報を自動音声化!」
※2:2019年1月23日発表「福島・静岡・熊本での字幕実験について」
□ 技研の講堂では、５月３０日（木）に基調講演、３１日（金）に技研職員による研究発表「ラボトーク」を実施します。また８Ｋスーパーハイビジョンのコンテンツ上映も行います。
□ 週末の6月１日（土）、２日（日）には研究員が解説する「ガイドツアー」や、お子さまを対象としたイベントも開催します。
