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◆4K・8Kスーパーハイビジョン
ケーブルテレビ用小型受信装置を開発
(平成28年9月29日)
□ 8月から衛星放送による4K・8Kスーパーハイビジョンの試験放送が開始され、2年後の実用放送の開始に向けてコンテンツの充実や設備の開発・整備が進められています。このたびNHKは、KDDI株式会社、株式会社ジュピターテレコム(J:COM)、日本デジタル配信株式会社と共同で、4K・8K放送をケーブルテレビ経由でご覧いただくための小型受信装置(チューナー)を初めて試作開発しました。
□ この装置は、NHKが開発した「複数搬送波伝送方式」と呼ばれる4K・8Kの信号をケーブルテレビの複数のチャンネルに分割する方式を初めて採用しています。この方式は、既存のケーブルテレビの設備や伝送路をそのまま利用できる利点があります。
□ 今回この方式に対応した、ケーブルテレビ局からの信号を映像・音声信号に変換する復調用LSI*1)が開発されたことにより小型化が実現し、ケーブルテレビで4K・8Kを受信するための主要なモジュールが揃いました。今後、実用放送に向けてケーブルテレビ用受信機の製品化が期待されます。
□ NHKは、この受信装置を「CEATEC JAPAN 2016」(10月4日(火)〜7日(金)に開催)で展示します。
小型受信装置の外観
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