技術情報 NHK information
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◆第40回 番組技術展
〜放送現場のアイディアから生まれる技術を紹介〜
(平成23年2月3日)


○ NHKの放送の現場から生まれた技術を紹介する「番組技術展」を2月6日(日)から、放送センターの4階正面玄関ロビーで開催します。放送の完全デジタル化の今年、第40回を迎えることになります。

○ 放送技術の現場は、緊急報道や番組の制作、送出まで幅広く放送を支えています。視聴者のみなさんにご満足いただけるような番組をお届けするため、現場ならではの発想で日々、開発や改善に取り組んでいます。「番組技術展」では、このような開発・改善によって生まれた放送機器や制作手法をご紹介しています。

○ 今年は、37項目の展示のほか、40回の節目として、40年を振り返るコーナーも設置します。過去に生まれた技術が、どのように進化して、現在、放送に役立っているかもご覧いただけます。

開催日時 平成23年2月6日(日)〜8日(火)
10:00〜17:00 
*入場は閉館30分前までとさせていただきます。
*入場は無料です。
会場 NHK放送センター 4階 正面玄関ロビー
東京都渋谷区神南2−2−1
//www.nhk.or.jp/bangiten
(お問い合わせ)NHKふれあいセンター 0570-066-066

主な展示項目
 
サブマリンカメラ
イルカのように水中を縦横無尽に移動しながら撮影可能〜
 水中スクーターに小型カメラシステムを搭載した潜水撮影機材。モーターの推進力により高速度で移動する生物の撮影に威力を発揮し、自然番組などで活躍しています。
   
ランドマーク・スーパー「スカイマップ」
〜空のナビゲーションシステム〜
 ヘリコプターから送られてくる空撮映像上に、リアルタイムでランドマーク情報(地名・駅名等)を即差に表示することができ、現場周辺の位置関係を容易に把握が可能です。
   
肩載せ型カメラ防振装置
〜機動性をそこなわず、安定した映像を撮影できます〜
 テレビ画面の大型化に伴い、映像揺れ(モーション・シックネス)への配慮が求められています。ステディーカム等従来の防振装置は、機材が大きく、操作にも熟練が必要なのに対し、今回開発した装置は、防振機能を損なわず、手軽に使用出来るようになっています。
   
高画質・低遅延ミリ波モバイルカメラ
〜ワイヤレスでリターン・制御・インカムもつながる!〜
ミリ波帯(42GHz)の電波を用いた低遅延のモバイルカメラです。昨年の第61回紅白歌合戦でも2台使用したほか、ゴルフ中継やねぶた祭りの撮影などでも使用しています。

 
 
 
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