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◆スーパーハイビジョンの新作品6月25日から上映スタート!!
(平成17年6月16日)


 連日8000人を超える観客で賑わうグローバル・ハウスのスーパーハイビジョンシアター。「かけがえのない地球」と題して、果てしなく広がるひまわり畑の、一枚一枚の花びらさえも鮮明に映し出す超高精細映像は、万博会場の大きな話題になっています。
 このスーパーハイビジョンのさらなる可能性を皆さんに体感していただこうと、NHKでは6月25日(土)から新しい上映作品をお届けします。

 新しい作品は 「地球・光あふれる惑星」 がテーマです。

 走査線が4000本を超える世界一きめ細かな映像と、22.2チャンネルの立体音響をフルに活かした、スペクタクル映像詩です。
 中でも最大の注目は、スーパーハイビジョンがとらえた「太陽」と「月」。太陽の映像では黒点周辺のエネルギッシュな活動を、月の映像では地表のクレーターの荒々しさを、それぞれ鮮明に映し出します。宇宙の神秘的な美しさやスケールの大きさを、手に取るように感じることのできる、まさにスーパーハイビジョンならではの映像体験です。
 さらに、宇宙に向けて飛び立つ国産ロケットH−IIA。打ち上げの瞬間の空気を切り裂くような衝撃音を、世界最大の立体音響が再現します。
 この他、今回の作品では、桜の名木、陽光を浴びて輝く富士、紅葉の京都、雪の白川郷など日本の四季の変化を追いながら、太陽の光の恵みを受けた地球の彩りの美しさを描き、グローバル・ハウスのメッセージである“かけがえのない地球”を感じていただきます。

 音楽を担当するのは作曲家の篠原敬介さん。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。シアターの観客の皆さんに、あたかも音楽ホールの客席で聴いているかのような臨場感を楽しんでいただこうと、NHKホールで行われた音楽収録には約100本のマイクが使われました。22.2チャンネルの立体音響システムの新たな挑戦です。
 観客の皆さんをグローバル・ハウス入館前に撮影してシアターで上映する、大好評の「ハイスマイル」は、引き続き行っていきます。

 新しい作品「地球・光あふれる惑星」は6月25日(土)から、9月25日の万博閉幕まで、グローバル・ハウス オレンジホールのスーパーハイビジョンシアターで上映されます。


スーパーハイビジョン映像 「月」


スーパーハイビジョン映像 「富士山」

 
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