事 項 |
研 究 の 概 要 |
(1) |
番組視聴率、意向調査 |
視聴者の視聴状況や番組に対する意向等、放送に対する世論の動向を的確に把握するため、全国視聴率調査及び全国放送意向調査等を行い、番組の編成、制作等に反映させる。 |
(2) |
国民世論調査 |
国民世論の動向を調査し、広く国民の意識を把握して、番組編成等に資するとともに、番組素材として活用する。 |
(3) |
世論調査についての基礎的研究 |
全国調査のためのサンプリングの実施、新たな世論調査手法の開発及び基礎的研究を行う。 |
(4) |
番組内容の調査研究及び利用状況、視聴効果の調査 |
放送番組の企画、制作、編成のための資料として、メディアと子供に関する研究、放送番組の内容に関する調査研究等を行う。 |
(5) |
放送用語の調査研究 |
正しく美しい日本語の普及や分かりやすい話し言葉を伝えるため、放送用語や放送における表記法の調査研究、放送用語委員会の開催等を行う。あわせて、日本各地の言葉の調査研究を実施する。 |
(6) |
国内及び海外放送動向調査 |
国内及び諸外国のメディア状況、放送制度、公共放送の現状、放送番組等の調査研究を行う。 |
(7) |
放送文化財ライブラリー |
重要な歴史的事件、人物の記録、音楽、演劇等の文化財を録音・録画し、放送文化財ライブラリーとして体系的に収集整理し、保存を行う。 |
(8) |
博物館の運営 |
我が国の放送史に残された多くの重要な資料を集め、放送の発展過程・現状の紹介、NHK番組を見る会、放送講座、移動博物館の開催等を行い、一般に公開して社会教育に役立てる。 |
(9) |
諸研究の公表等 |
研究成果及び調査結果は、「放送研究と調査」 、「放送文化調査研究年報」等の刊行物で公表し、放送文化の向上発展に寄与する。 |
事 項 |
研 究 の 概 要 |
(1) |
デジタル放送の研究 |
地上デジタル放送に関し、移動受信における大容量データ受信技術や、放送波中継によるネットワーク構築技術の研究を行う。また、デジタル放送と多様なネットワークの連動による新しいサービス技術の研究を行う。 |
(2) |
ハイビジョン関連技術の研究 |
超高感度ハイビジョン新スーパーHARPカメラの開発を行う。また、ハイビジョンよりさらに高解像度の映像が得られる4000本級超高精細システムの実現を目指したカメラやディスプレイの基礎研究を行う。
|
(3) |
放送衛星関連技術の研究 |
降雨減衰によっても放送の切れない将来の21GHz帯衛星放送システムの研究を行う。 |
(4) |
記録技術の研究 |
ハイビジョン光ディスクカメラ用光ディスク装置の開発や、垂直磁気記録の研究を行う。また、次世代の超高密度記録の研究として、記録密度を飛躍的に向上させるような新材料の探索を行う。 |
(5) |
コンテンツ制作技術の研究 |
テレビ番組の制作課程でデータ放送やWeb用の関連したコンテンツを自動生成する技術、実写映像をもとにしたバーチャルスタジオ技術、コンテンツの著作権保護技術などの研究を行う。 |
(6) |
音声放送技術の研究 |
自動字幕付与を対談番組やスポーツ中継などに拡大するため、音声認識率の向上に向けた研究を行う。また、あたかも現場にいるような臨場感を再現する高臨場感音声放送システムの研究を行う。 |
(7) |
将来の放送サービスと基盤技術の研究 |
将来の放送サービスとして、高臨場感放送システムの基礎研究を行う。また、次世代の超高感度・高精細撮像デバイスとして冷陰極撮像板の研究を行うとともに、フレキシブルディスプレイの実現を目指した有機ELやフィルム液晶デバイスの研究を行う。 |
(8) |
放送技術の改善研究 |
新しい技術の導入による放送番組の制作・中継技術の向上をはかるための研究開発を行う。 |
(9) |
電波状況調査及び各種調査研究・公表 |
地上ネットワークの実態調査等放送網の調査、受信状況の技術調査及び各種調査研究の成果・結果の公表等を行う。 |