質疑応答
Q:理事が日付のない辞表を提出したことについて
A:(石田総局長)
1月25日の就任の日に、会長から役員会で辞表を提出してもらいたいとの話があり、日付のない形の辞表を提出した。(Q:会長と理事たちが一丸となってやっていけるのか) 私たち執行部は、NHK全体のいろんなことを考えないといけない。私は、放送現場を預かっているので、放送現場に影響が出ないように仕事をしていくのが大切だと思っている。これまで通りの方針を堅持して、現場にやってもらいたいし、新年度に向けて、しっかり準備してほしいとお願いしている。また、NHKの平成26年度予算の国会対応もある。NHKの予算が年度内に国会承認されないと、今年は、消費税率が4月から上がることから、放送や営業面でも大きな影響が出るので、そこは一丸となってやらないといけない。
Q:会長関連の視聴者反響数について
A:(土井広報局長)
18日の午後5時現在で、会長に関連した視聴者の皆さまからの電話やメール等のご意見は約33600件。そのうち、厳しいご意見は約64%、肯定的なご意見は約18%。
Q:佐村河内氏関連番組の調査結果を「とっておきサンデー」で放送したことについて
A:(石田総局長)
3月7日に佐村河内氏が記者会見した後に、10日に再度、NHKとして本人に会い、話を聞いた。今現在で聞けるべきことは聞いたので、調査報告をまとめ、3月16日の「とっておきサンデー」で放送し、同時に報告書をNHKオンラインでも公表した。
Q:調査の規模はどれくらいか
A:(編成局計画管理部長)
編成局、大型企画開発センター、制作局の管理職を中心にチームを作り、番組の制作に関わったNHKの職員、契約のディレクター、外部のスタッフ、佐村河内氏など、できるだけ幅広く話を聞いた。
Q:大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送で、美術セットにある仏像を取り違えていたことについて
A:(石田総局長)
本来発注した仏像と違うものがスタジオに届いたが、制作スタッフが確認を怠ってしまい撮影した。視聴者からの指摘で気がついた。今後は改めてチェックを徹底するよう現場に伝えた。
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