質疑応答
Q:今回の参議院選挙をめぐって、出演者が選挙運動にかかわったとして、番組の延期や出演の見合わせがあったが、どういう判断からか?
A:(石田総局長)
放送法の「不偏不党」の趣旨を踏まえ、NHKの放送ガイドラインでは「選挙を応援する学者・芸能人や文化人などの番組出演は、政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮する」と定めている。今回の対応は、こうした考え方に沿ったものだ。一般的に言えば、その人物の選挙への関わり方や放送での役割などをもとに総合的に判断した。出演者には政治活動の自由があることも認識している。
Q:「過敏すぎる」という声もあるが、妥当な判断だったか?
A:(石田総局長)
判断は妥当だった。今後については、いろいろな意見を聞いて考えていくが、「政治的公平性に疑念を持たれないように配慮する」という方針に変わりはない。
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