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放送総局長会見 2013/7/24
→総局長記者会見資料
 
「震災と防災を考える1か月」おもな番組について
 
(石田放送総局長)
 9月1日(日)の“防災の日”を中心に8月中旬から9月にかけて、震災および防災に関する特集番組をテレビ・ラジオ各波で編成する。NHKスペシャルでは「メガクエイクV 巨大地震」や「震災ビッグデーター File.2」を放送、そして、9月1日には総合テレビで定時番組「明日へ−支えあおう−」「あの日 わたしは」「こころフォト」のスペシャル番組を集中編成する。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
「特別警報」への対応について
 
(石田総局長)
 8月30日(金)から気象庁は、大雨や暴風などで、その地域で数十年に一度しかないような災害が差し迫ったときに「特別警報」の発表を始める。NHKでも、特別警報が発表されたときには、テレビではチャイム音を鳴らして字幕を速報、ラジオも速やかに上乗せ放送を行う。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
いじめを考えるキャンペーンについて
 
(木田放送副総局長)
 「いじめ防止対策推進法」が6月に成立するなど、改めていじめの問題がクローズアップされている。新学期が始まる8月末から9月上旬に、さまざまな視点からいじめ問題を考える番組を集中的に編成し、WEBとも連動。メッセージスポットなども放送し、長期的にいじめの問題に取り組んでいく。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
テレビ60年・夏の歌番組について
 
(下川放送副総局長)
 夏恒例の「第45回 思い出のメロディー」の企画コーナーと出演者が決定。あまちゃんのヒロイン・天野アキと夏ばっぱこと天野夏をプレゼンターに迎え、テレビの人気キャラクターと一緒に子どもソングをお届けするなどもりだくさんの内容。そして「夢であいましょう」が一夜限りで復活。永六輔が番組監修、さだまさしの出演も決定、人気のコーナー・スケッチコメディーもお楽しみに。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
プレミアムドラマ「人生、成り行き」について
 
(木田副総局長)
 100年に一度の天才とも呼ばれる落語家・立川談志は、どのような人生を送り、どれだけ落語を愛して生きてきたのか。青年時代(前編)と落語協会を飛び出して立川流を設立した時代(後編)に焦点をあて、その破天荒な日々と人間味あふれる姿をドキュメンタリードラマで描く。出演は、小出恵介、中山秀征、田中泯ほか。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
「阿部寛の宇宙への挑戦」について
 
(森永放送副総局長)
 テレビ放送開始60年にあたり、これまでテレビがとらえてきた宇宙の映像を集めた特別番組。ア ポロ11号の月面着陸の瞬間、初めて火星に着陸した探査機バイキングの意外な結末、探査衛星「か ぐや」がハイビジョンで映し出した美しい月の姿など、撮影に隠されたドラマとともにお届けする。 ナビゲーターは、俳優の阿部寛さん。
(詳細は報道資料を参照)
 
 
質疑応答
 
Q:今回の参議院選挙をめぐって、出演者が選挙運動にかかわったとして、番組の延期や出演の見合わせがあったが、どういう判断からか?
A:(石田総局長)
 放送法の「不偏不党」の趣旨を踏まえ、NHKの放送ガイドラインでは「選挙を応援する学者・芸能人や文化人などの番組出演は、政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮する」と定めている。今回の対応は、こうした考え方に沿ったものだ。一般的に言えば、その人物の選挙への関わり方や放送での役割などをもとに総合的に判断した。出演者には政治活動の自由があることも認識している。

Q:「過敏すぎる」という声もあるが、妥当な判断だったか?
A:(石田総局長)
 判断は妥当だった。今後については、いろいろな意見を聞いて考えていくが、「政治的公平性に疑念を持たれないように配慮する」という方針に変わりはない。
 
 
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