NHKトップトーク NHK information
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved. 許可なく転載を禁じます。
会長記者会見要旨 2013/10/3
→会長記者会見資料
 
前半期番組の総括と後半期番組について
 
(松本会長)
 まず、連続テレビ小説「あまちゃん」について。幅広い世代の皆さんにご支持をいただき、総合テレビの関東での平均視聴率は20.6%(ビデオリサーチ)、最終週の平均23%はこの10年で最高。再放送やBS、それにNHKオンデマンドなどで繰り返しご覧いただいた点が特徴的だった。宮藤さんのち密でユーモアあふれる脚本、出演者の演技に加えて、主人公親子三代のストーリー、夢を目指す若者のひたむきさ、それに東北の復興にかける地域の人たちの想いなど、さまざまな形で視聴者の共感を呼んだのではないか。この他、日本の深海に生息するダイオウイカや深海ザメに迫った「NHKスペシャル シリーズ深海の巨大生物」や「土曜ドラマ 夫婦善哉」などに大きな反響をいただいた。7月の参議院選挙では正確で迅速な報道を行い、有権者の皆さんの関心に応えた。東日本大震災関連では、被災者の証言や復興への道のりなどについて、さまざまな関連番組を編成した。引き続き力を入れていく。さらに9月に初の特別警報の対象になった台風18号をはじめ、局地的な豪雨、竜巻など、公共放送として防災・減災につながる放送を行った。
 続いて後半期の番組について。今週から連続テレビ小説「ごちそうさん」が始まった。新しい食べ物が次々に出てきて人気が出ると期待している。来年のソチオリンピックは、2月7日(金)から17日間にわたって行われる熱戦の模様を、総合、BSなどでたっぷりと放送するとともに、インターネット中継、ハイブリッドキャストによる新サービスも実施する。

[関連質疑]
Q:「あまちゃん」の続編について
A:(会長)
 続編を希望する声が多いことは聞いているが、今後についてはこれからの問題。出演者を集められるか、脚本ができるかどうかなどいろいろな問題があると思うし、見通しが立っているということではない。  
 
 
NHK杯国際フィギュアスケート大会の放送について
 
(会長)
 ソチオリンピックの前哨戦のひとつで、11月8日(金)から10日(日)まで開催。浅田真央選手、橋大輔選手をはじめ、有力選手が多く出場する。今年は女子シングルに加え、去年はBSで放送していた男子シングルのショートプログラムやフリーも総合テレビで生中継する予定。最終日のエキシビションでは、東日本大震災復興支援ソング“花は咲く”の英語版に合わせて、荒川静香さんと東北、東京の子どもたちが共演する。また、スーパーハイビジョン(8K)のライブビューイングを、東京・渋谷のNHKふれあいホールと名古屋放送局のスタジオの2か所で実施。渋谷駅と放送センターを循環するバスに、「NHK杯フィギュア」と「全力応援!ソチオリンピック」のメッセージがデザインされたラッピングバスを走らせる。
(詳細は報道資料参照)
 
 
「第40回日本賞」と「NHK文化祭たいけん広場2013」について
 
(会長)
 「日本賞」は、10月17日(木)に放送センターで開幕する。今年は世界57の国と地域から331作品のエントリーがあった。審査は「コンテンツ」「企画」の2つの部門で行なわれる。応募作品の中から一次審査により、コンテンツ部門は65作品、企画部門は5企画が本審査の対象となる「ファイナリスト」として選ばれた。17日から、12人のコンテンツ制作者、教育研究者やジャーナリストが本審査を行う。コンテンツ部門における6つのカテゴリーの最優秀賞と、グランプリ・日本賞は、24日(木)に放送センター101スタジオで行われる授賞式で表彰する。また今年は、デジタルメディアの発達で大きく変わる教育現場の未来など、7つの多彩なテーマについてパネルディスカッションを開催する。

(小野副会長)
 「NHK文化祭」の1つとして、11月2日(土)から4日(祝・月)に放送センターで行う「NHK文化祭たいけん広場2013」について。今年も、キャラクターショーや番組公開収録などを行うほか、スーパーハイビジョン(8K)による宇宙旅行体験CGやロボット操作体験、さまざまなワークショップなど、ご家族で楽しんでいただける内容。またテレビ60年の今年は、在京民放5社にも呼びかけ、「テレビ美術の60年」というテーマで共同展示を行う。懐かしい子ども番組を検索したり、各局の名物番組のセットに触れたりしながら、世代を越えて楽しんでいただける。期間中は、食のイベント「ふるさとの食 にっぽんの食」東京フェスティバルを同時開催するとともに、NHKスタジオパークも無料で公開する。
(詳細は報道資料参照)
 
 
上半期の営業業績見込みについて
 
(福井理事)
 契約総数の増加は33万5000件で、年間計画に対して69.8%の進捗率。衛星契約の増加は45万件と年間計画に対して65.1%の進捗率。 増加数、進捗率ともに前年度を上回り、堅調な業績となる見込み。去年10月の値下げから1年になった。昨年度下半期は、住民票の除票を活用した住所変更の手続きや、CASメッセージを利用した電話での衛星契約の取り次ぎなど、訪問によらない新たな営業手法をスタートさせた。今年度の上半期は前倒しの業績確保に向けた取り組みを強化し、法人委託への業務シフトなど、営業改革の取り組みを加速させた。そしてこの1年間を通じ、全組織をあげて受信料制度への理解をいただく「810活動」に取り組み、厳しい1年間をなんとか乗り切ることができた。今後も値下げの影響は続くが、引き続き営業改革や「810活動」に全力をあげ、年間目標の達成と受信料収入の確保を目指していく。

[関連質疑]
Q:値下げ後の状況を会長はどう評価するか
A:(会長)
 減収したものを早くリカバーする前倒しの努力をやってきた。全職員の努力が出ていると思う。よく頑張っていると考えている。
(詳細は報道資料参照)
 
 
サービス開始から1か月が経過した「NHK Hybridcast」について
 
(会長)
 NHKは、放送サービスの高度化において先導的な役割を果たす責務がある。まだ利用者数は少ないものの、視聴者の皆さんの反響には、期待する声もあった。利用可能なテレビ受信機が普及していけば、利用者は増加していくと考えている。今後ともサービスの充実に向け、さまざまなトライアルを行い、よりよいものに育てていくことが必要だ。
 
 
取り調べの可視化問題を取り上げた「クローズアップ現代」について
 
(会長)
 大阪などで放送した番組「かんさい熱視線」で取り上げた問題点を全国放送するにあたり、さらに取材を深め、弁護士側の意見、捜査当局の考え方、最新の動きなどを多角的に取り上げて放送した。取り調べの内容を録音・録画したDVDは、番組の制作上必要で、「かんさい熱視線」とほぼ同じ内容のものを放送した。これは、法廷で公開されたものであり、無罪が確定した男性の了解を得たうえで、当事者のプライバシーに配慮して使用している。
 
 
ページトップにもどる
経営情報へ戻る前に戻る