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会長記者会見要旨 2013/9/5
→会長記者会見資料
 
第2期営業業績の確定値について
 
(松本会長)
 契約総数の増加は21万7000件、衛星契約の増加は32万3000件で、ともに増加数は前年度を上回り堅調な業績になった。昨年同様、転居世帯や新たに独立した世帯に早期の契約をお願いするなど、前倒しの業績確保の取り組みに加えて、営業改革、たとえば法人委託への業務シフトの拡大や、新規契約の質的向上の成果が出ている。一方、受信料収入は去年10月からの値下げの影響を受け、7月末の時点で前年度同期に比べて88億円の減収。今年度は値下げの影響が通年化するため、24年度より224億円の減収影響が見込まれている。これをカバーしようと、営業現場を含め相当な努力を続けている。第3期以降も営業改革や、全員野球の「810活動」を含め、目標の達成を目指していく。 
(詳細は報道資料参照)
 
 
第64回紅白歌合戦について
 
(会長)
 今年も大みそかの紅白歌合戦に向けて、関係部局が準備をはじめた。昨年と同様に午後7時15分に放送を開始、途中5分間のニュースをはさんで、終了は午後11時45分。テレビ放送開始60年の今年のしめくくり、「紅白歌合戦」の原点である「紅組・白組の対戦」というベーシックな図式をあらためて意識し、そこから生まれる臨場感や興奮・熱気・気迫といった魅力を感じていただきたい。これまでの対戦成績は紅組29勝、白組34勝。今年もすばらしい歌唱による、熱いステージになることを期待している。番組のテーマや、司会・出場者、観覧者の募集については、決定したら、随時お知らせする。
 
 
NHKサイエンススタジアム2013について
 
(上滝理事)
 テレビ放送開始60年の記念イベントとして行う初めての科学フェスティバル。「カガクを遊びつくそう!」をキャッチフレーズに、東京・お台場の日本科学未来館で9月28日(土)、29日(日)の2日間、NHKの科学番組を集めて公開収録やイベントで楽しんでもらう。会場では、「すイエんサー」、「コズミックフロント」、「ためしてガッテン」などの番組で実際に使用している模型やセットの展示、体験型のイベントを通じて、お子様づれのファミリーや若い世代を中心に、科学の世界を体感していただく。大型スクリーンによるスーパーハイビジョン(8K)の上映や、9月2日にサービスを開始した「NHK Hybridcast」など、最先端の放送技術を体験できるコーナーも設ける。
(詳細はパンフレット参照)
 
 
CEATEC JAPAN 2013への出展について
 
(久保田技師長)
 最先端のIT・エレクトロニクス総合展で、10月1日(火)から5日(土)、千葉市の幕張メッセで開催される。NHKは例年、デジタル放送普及や、新しいサービスの開発への取り組みを広く知っていただくために、一般社団法人の電子情報技術産業協会(JEITA)と共催で、NHK/JEITAブースを出展している。今年の展示テーマは『テレビの進化を体感!』。スーパーハイビジョン(8K)や、「NHK Hybridcast」などを中心に、テレビの進化を体感していただく予定。
(詳細は報道資料参照)
 
 
手話CG 評価ホームページの開設について
 
(技師長)
 手話CG(コンピューターグラフィックスによる手話のアニメーション)を紹介し、手話をお使いの皆さまに品質やわかりやすさなどを評価していただくホームページを9月5日に開設した。これまでに作成した約7000単語分の手話CGを、日本語から検索し表示できる。ご意見を広くいただき、今後の研究開発に役立てていく。
(詳細は報道資料参照)
 
 
2020年のオリンピック・パラリンピックの開催都市決定について
 
(会長)
 テレビ放送はオリンピックとともに変化し、進歩してきたという歴史がある。2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されるかどうかは、NHKのみならず、日本のテレビメディアの将来にも大きな影響を与えると考えており、期待している。開催都市決定に関しては、総合テレビで、9月7日(土)の夜10時から翌8日(日)にかけて、終夜でお伝えする予定。IOC総会での東京の最後のプレゼンテーションや、開催都市を決める投票、開催都市の発表の瞬間などを生中継で放送する。
 
 
放送のインターネットへの同時再送信について
 
(会長)
 放送と通信の連携は、時代の流れだと思う。ただし、NHKの場合、受信料負担のあり方や、経費の問題、権利の処理や技術的な問題があり、そうした課題を一体として道筋をつけることが必要だ。放送通信連携サービスを含む新しいサービスについて、先日、経営委員会と意見交換をした。今後も、意見交換をし、理解を得ていきたい。
 
 
国際放送のあり方に関する経営委員会からの意見について
 
(会長)
 国際放送NHKワールドTVには取り組みを強めており、視聴可能世帯は、平成20年と比べ、約100倍になっている。コンテンツも、ニュースや情報番組だけでなく、ほとんどのジャンルをカバーするように充実している。このように今やっていることを、さらに進めていく。
 
 
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