ミャンマーにおけるNHKドラマの放送について
(小野副会長)
連続テレビ小説「カーネーション」と、大河ドラマ「篤姫」が、民主化が進むミャンマーで、7月後半をめどに放送が始まることになった。ミャンマーの地上波テレビで、NHKのドラマが放送されるのは、1995年の「おしん」以来、民政移管後では今回が初めて。日本の歴史や文化を広く知ってもらえると期待している。関連団体の日本国際放送(JIB)が主体となり、現地の民間放送ミャンマー・ナショナル・テレビ(MNTV)と協力して行うプロジェクトで、最大都市ヤンゴンなど3つの都市向けに開始予定の地上波チャンネルで放送する。「カーネーション」は、月曜から土曜まで1話ずつ、「篤姫」は週に1度、いずれも夜の時間帯に放送予定。この他、ドラマにまつわる日本の風土や文化などをテーマにしたシリーズ番組をMNTVと共同制作する。コンテンツの海外展開関連の国の補正予算を申請し、現地の日本企業にも協力を呼び掛ける。MNTVとは、ドラマが終わった後も、NHK番組を持続的に放送できるよう協力体制を築き、番組の海外展開の新しいモデルを目指す。
(詳細は報道資料参照)
|