日本放送協会 理事会議事録  (平成25年 6月 4日開催分)
平成25年 6月21日(金)公表

<会 議 の 名 称>
 理 事 会

<会  議  日  時>
 平成25年 6月 4日(火) 午前9時00分〜9時05分

<出   席   者>
 松本会長、小野副会長、塚田専務理事、石田専務理事、木田理事、
 久保田技師長、板野理事、上滝理事、福井理事、下川理事、森永理事
 井原監査委員

<場     所>
 放送センター 役員会議室

<議     事>
 松本会長が開会を宣言し、議事に入った。

付議事項

1 審議事項
(1)第1191回経営委員会付議事項について

2 報告事項
(1)技研公開2013実施結果について

議事経過

1 審議事項
(1)第1191回経営委員会付議事項について
(経営企画局)
 6月11日に開催される第1191回経営委員会に付議する事項について、審議をお願いします。
 付議事項は、議決事項として「職員の給与等の支給の基準の一部改正について」です。また、報告事項として「平成24年度業務報告書の構成および今後のスケジュールについて」と「平成24年度関連団体の事業運営状況等について」です。

(会 長)  原案どおり決定します。

2 報告事項
(1)技研公開2013実施結果について
(久保田技師長)
 2013(平成25)年度の放送技術研究所(技研)公開の実施結果について、報告します。
 今年の技研公開は、5月28日から6月2日までの6日間で、そのうち一般公開は5月30日から6月2日までの4日間、開催しました。今年は、「期待、見たい、感じたい」をテーマに、最新の研究成果37項目や体験型展示3項目などを展示し、来場者数は、昨年よりも約900人多い2万0,607人となり、会場は大変にぎわいました。
 展示では、今年、NHKが試行的に開始する予定の「ハイブリッドキャスト(放送・通信連携システム)」や、2016(平成28)年の実用化試験放送を目指す「スーパーハイビジョン」など、具体的な実用化時期を示しながら、わかりやすく説明しました。また、技研の講堂では、ロンドンオリンピックやリオのカーニバルのスーパーハイビジョン上映を実施し、1万1,206人の方がその迫力を体感しました。
 5月30日には、マシュー・ポスゲート氏(BBC研究所長)や伊東晋氏(東京理科大学 教授)の講演をはじめ、技研の職員による展示関連の研究発表を3件実施して、あわせて1,773人が聴講し、予備のサテライト会場まで満席になるほど盛況となりました。
 また、6月1・2日の土日には、普段は公開していない特殊実験室等の設備を見学する「実験室探検隊」(84人参加)や、子どもを対象とした「工作体験」(444人参加)を開催したほか、技研の職員がお客様を案内しながら展示している技術を解説するガイドツアー(471人参加)を行い、参加者から好評を得ました。他にも、一般公開期間中は、手話通訳付きで解説する聴覚障害者向けツアー(20人参加)を実施しました。
 来場者へのアンケート結果では、8割を超える方から「内容がわかりやすかった」、「NHKの活動に対する理解が深まった」という高い評価が得られました。

(会 長)  参加者数の傾向について、どのように捉えていますか。
(久保田技師長)  毎年、2万人の参加数を目標に、さまざまな取り組みを行っていますが、ここ数年の傾向としては、2万人に届かない状況が続いていました。今年は、昨年を約900人上回る2万0,607人の方が参加されましたので、例年より盛況だったと言えます。


以上で付議事項を終了した。
上記のとおり確認した。
      平成25年 6月18日
                     会 長  松 本 正 之

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