日本放送協会 理事会議事録 (平成19年3月26日開催分)
平成19年4月13日(金)公表
<会 議 の 名 称> 理 事 会 <会 議 日 時> 平成19年3月26日(月) 午前9時00分〜9時45分 <出 席 者> 橋本会長、永井副会長、原田理事、畠山理事、小林理事、金田理事、 中川理事、小野理事、衣奈理事、石村理事、西山理事 古閑監事、坂野監事 <場 所> 放送センター 役員会議室 <議 事> 橋本会長が開会を宣言し、議事に入った。 付議事項 1 報告事項 (1)監査結果報告 (2)コンプライアンスの徹底に向けた「工程表」 (3)「経営企画会議」の設置について (4)関連団体の再編・統合について (5)放送番組審議会議事録 議事経過 1 報告事項
(1)監査結果報告 |
(2)コンプライアンスの徹底に向けた「工程表」 |
(3)「経営企画会議」の設置について (総合企画室) 経営方針をより迅速に検討するとともに、予算、番組改定、要員計画、建設計画等をより統合的に策定し、PDCAを確立するため、平成19年4月に「経営企画会議」を設置します。 「経営企画会議」は、会長、副会長、全理事、監事ほか、関連する部局長が参加し、次期経営計画、翌年度の経営方針・重点事項、その他経営課題等について検討していきます。 |
(4)関連団体の再編・統合について (総合企画室) 関連団体の再編・統合について報告します。 NHKの経営改革とともに、関連団体の改革が問われている社会状況を踏まえ、関連団体の再編・統合を行います。 再編・統合の基本方針は、 視聴者や社会への貢献をより高め、存在感のある公共放送グループとして 再構築すること 放送のデジタル化、放送と通信の連携、社会・経済構造の変化等、 新しい時代に対応できる体制を構築すること NHKと関連団体が一体となった透明性のあるグループ経営を いっそう推進すること 個々の団体およびグループ全体の経営体質の強化をはかること の4点です。 これらの基本方針を踏まえ、平成20年4月1日をめざし、地域関連団体の統合と技術分野の統合を行います。 地域関連団体については、鰍mHKきんきメディアプラン、鰍mHK中部ブレーンズ、鰍mHKちゅうごくソフトプラン、鰍mHK九州メディス、鰍mHK東北プランニング、鰍mHK北海道ビジョンの地域関連団体6社を1社に統合し、東京に本社機能を置き、現在の6社は新会社の支社とします。地域に貢献するNHKグループとしては初の全国ネットワークの会社となります。 また、技術分野については、鰍mHKテクニカルサービスと鰍mHKコンピューターサービスを統合し、IT化の進むNHK業務のトータルサポートと、放送技術とITの融合によるノウハウを生かし、社会貢献をめざします。 このほか、関連団体のNHKOB役員数の削減を予定しています。現在、関連団体の常勤役員数は156人で、このうちNHK退職者は136人です。経営陣のスリム化や役員機能の強化およびグループガバナンス強化のため、平成19年度から3年間でNHKOB役員数を40名程度削減します。今後は、団体が独自に採用した社員の役員登用の促進をはかるほか、第三者の目で経営をチェックしてもらうため、外部人材による、いわゆる社外取締役の起用も推進していきます。 |
(5)放送番組審議会議事録 (編成局) 編成局および国際放送局から、中央放送番組審議会、国際放送番組審議会、全国の地方放送番組審議会(関東甲信越、近畿、中部、中国、九州、東北、北海道、四国)の平成19年2月開催分の議事録についての報告。 (注1:放送番組審議会の内容) |
以上で付議事項を終了した。
注1:放送番組審議会の内容は、NHKホームページの「NHK経営情報」
のなかに掲載しています。
上記のとおり確認した。
平成19年4月10日
会 長 橋 本 元 一