2018年9月10日

防衛大臣政務官

福田達夫さんは「チームで餃子」

2018年9月10日

港区・赤坂の総理大臣官邸に近い一角にある中華料理店。
事務所スタッフやインターンの学生と現れたのは、防衛大臣政務官の福田達夫(51歳)さんです。

「総理大臣秘書官を務めた時の官邸スタッフと来たのが最初。一晩で餃子を30~40人分食べたね。今も弁当の出前を取る時、ここで餃子だけ別に注文している。この店は何より餃子!」

達夫さんの父は福田康夫元総理大臣。衆議院議員に当選する前は、父親の政務秘書官を務めていたんです。

話している間にやってきました、噂の餃子!いやあ、なかなかのボリュームですね。1人前は6個で550円。それを5人前注文し30個!

カリッと焼かれた厚めの皮をひとくち噛むと、うんうん。
中からぎっしり詰まったお肉と甘い肉汁が口いっぱいに飛び出してきます。
確かにハマるのも分かる!

「みんなでわいわい言いながら食べたなあ。あのときは、警備や事務の人とか裏方さんも呼んだんだ。組織って表舞台と裏方がいるけど、秘書官はその結節点みたいなものだから」

ところで、今の政務官の仕事はどうですか。
「国際情勢から地元の理解を得ることまで、色々なレベルの仕事があって難しい。もう1つ、他の役所で経験しないのは、自分の仲間が亡くなることだね。僕が政務官になってから訓練中の事故などで10人以上の自衛隊員が亡くなっている。すごいショックだった」

チームや仲間をとても大事にしている達夫さん。
福田さんはことし3月、小泉進次郎さんら若手国会議員30人ほどで「2020年以降の経済社会構想会議」を立ち上げました。

「若手って政策に偏りがちだけど、政策をいかに通すかが政治。だからこのチームでは、横やりを入れられる経験なんかもしながら、想いを形にできるまで頑張れるチームになれたらいいなと。そういうチームをいくつ作れるかが、自民党という組織が今後もちゃんと機能するかどうかの分かれ目になる気がする」

追加で餃子5人前を注文しながら、熱く語った福田さん。
「ちなみに、そのチームの打ち合わせにも、この餃子を2回くらい持って行ったよ」

まさにチームをつなぐ餃子ですね。
ごちそうさまでした!