2019年6月28日

国民民主党 参議院議員 森ゆうこさん

「ばぁば」の戦うエネルギーは?

2019年6月28日

さまざまなテーマで政府の担当者を呼んで、事実関係を質す「野党合同ヒアリング」。

ひときわ舌鋒(ぜっぽう)鋭く、政府側を追及しているのは、国民民主党の参議院議員、森ゆうこさん(63)です。

資料を集めて分析し、切り込んでいく「攻撃力」には、定評があります。

このエネルギーの源はどこにあるのかと探ろうと、事務所を訪ねてみると…。
「うちの孫、かわいいんですよ!めちゃくちゃ」

ヒアリングの時とは打って変わり、温和な表情の森さん。タブレット端末には、孫たちの写真が。
「だって私、ただの『ばぁば』だもん」
孫たちが、エネルギーの源なんだそうです。

でも森さん、「腹が減っては、戦は出来ぬ」ですよね?

そう水を向けて出てきたのは、手作りの弁当。

弁当箱の中をのぞかせてもらうと。

メンチカツに煮物、きゅうりとみょうがの梅酢和えに、ひときわ目立つ、煮卵。
「煮卵、大成功の巻!すばらしい」

そして、森さんの地元、新潟県産コシヒカリのおにぎり。

「新潟のコメは、甘みが違う。選挙の時、疲れちゃって食欲がない時でも、食べなきゃ演説はできないから、毎朝、おにぎりを食べる」

米どころならではの話だなと思っていると、おにぎりを食べている森さんの手は、デスクの上の分厚いファイルに。

かと思うと、ファイルに伸びた手で「この間の資料、どこー?」と秘書を手招きします。

孫の写真を見ていた「ただのばぁば」の表情は、どこかに行ってしまったようで、次第に、眼光鋭い、国会でのいつもの表情に。

秘書に指示を出しながら、資料を読み込んで、ごはんを食べて。

政府の対応などを見て、「おかしい!」と思うことが出てくると、仕事をしながら食事を済ませることも、増えてくるとか。

そんな森さんにとって、ランチタイムとは、何ですか。
「ランチタイム?戦うためのエネルギー補給。私、こう見えても、体、弱いんで。誰も、信じないと思うけど。あとは会議が次々と続くから、情報の整理かな」

やっぱり「戦う」ためなんですね…

戦う森さん、「ただのばぁば」では、ありませんでした。

エネルギーに満ちあふれた森さんのランチタイム。

ごちそうさまでした。