2019年5月31日

共産党 衆議院議員 田村貴昭さん

共産党イチの「弁当男子」

2019年5月31日

共産党で一番、料理好きな国会議員がいると聞いて、早速、事務所を訪ねてみました。
テーブルに並ぶのは、おにぎりと、みそ汁、山菜や卵焼きといったおかず。

それにしても、大きな、おにぎりですね!

「いや、これは『おにぎらず』ですよ」
と語るのは、共産党の衆議院議員、田村貴昭さん(58)です。

「私、『弁当男子』なんです」と語る田村さん。
週に3回程度は自炊して、弁当を作っているそうです。

よく見ると、のりの上に、ごはんや具材を載せて包む、お「にぎらず」でした。
「空気が入っているほうがおいしい。大きく見えるけど、ごはんはお茶わん1膳分です」

のりは、およそ20センチ四方のものをまるまる1枚。九州の有明海産です。
具材の梅干しは、北九州の支援者の手作りだそうです。

衆議院の比例代表九州ブロック選出の田村さんは、週末に九州各地をまわり、月曜日に上京することが多いということで、「道の駅」で買った食材などを使って、1週間分のおかずを作り置きするそうです。

「わらびとこんにゃくは、福岡の『道の駅』で買って、かつおのだしで炊きました。しいたけは、去年4月に起きた霧島連山の硫黄山の噴火で灰をかぶってしまったもので、地元の農家の方から頂きました」

田村さんのランチには、野菜入りのみそ汁が欠かせないといいます。

「最初に、お汁を飲んで、野菜を食べると、血糖値の上昇を抑えられるし、おなかも満たされる。きょうのみそ汁の具材は、沖縄から取り寄せた『車ふ』とキャベツに、わかめ。だしも、自分でとって、だし巻き卵も作りました」

田村さんが料理を始めたのは、小学生のとき。
母親が入院していた際、焼き鳥を作ったところ、父親に「うまい!」と褒められたのがきっかけだそうです。
給食がない「半ドン」の土曜日には、自分でサンドイッチを作ることもあったそうで、大学生のころには、本格的な「弁当男子」になったそうです。

そんな田村さん、作った弁当は写真で記録しているのだとか。

「食べたものを記録するのは、ものすごく、意味があるんですよ。油物が続いていないかとか、食べ過ぎていないかとか、確認できる。弁当は、バイキングなどと違って、『おかわりがない世界』だから、食べる量をコントロールできるんですよ」

なるほど。
九州ブロック選出の議員として、福岡から沖縄までの食材が生かされた、田村さんの「弁当男子」ランチ。

ごちそうさまでした!