2019年4月5日
国民民主党 政務調査会長 泉健太さん
忙しくても、完食ランチ!
2019年4月5日
出前が届きましたよ~。
こちら、国民民主党の党本部。ランチを選んでいるのは、政務調査会長の泉健太さん(44)です。
近くの中華料理店に、事前に注文してもらったチンジャオロースー丼とえびチャーハン。
さて、どちらを選びますか。
「どっちでもいい?じゃあ、チンジャオロースー丼で。野菜をたくさんね」
スープもついて、800円。
ランチをいただくのは、政策作りを行っている政務調査会の部屋で。
会議用の長い机を挟んで、政務調査会を担当する党職員と打ち合わせをしながら。
泉さん、朝から党の会合をはしごして、おなかがすいているそうです。
食事を取りながら、党の政策立案の進ちょく状況を確認しようとしていましたが…
『ブー、ブー、ブー』
食べ始めてから数分で、泉さんの携帯電話が震えます。すかさず、レンゲを電話に持ち替えて。
「先生すみません!」
どうやら、国会議員からの電話のようです。
「ちょっと確認しますね!」
すぐに確認の電話をかけると、その最中に別の人から電話がかかってきて…
結局、3本の電話を受けて、2本の電話をかけて。
電話をさばくのに手いっぱいで、食事も打ち合わせも進みません。
職員は、すっかり食べ終えてしまい、なんだか手持ち無沙汰な様子です。
そうこうするうちに、次の会合の時間が迫ってきました!
「ゆっくり食べられるもんだと思っていたのに」
そう、ぼやきながら、チンジャオロースー丼をかき込みます。
同席した職員に「いつも、こんな感じですか?」と聞いてみると…
「仕事優先だから、『メシ食ってから電話』とはならない。『電話してからメシ』いつも、こんな感じだけど、残しているのは見たことがないね」と教えてくれました。
どんぶりをのぞき込んでみると、確かに、最後の一粒まで、きれいに完食!
どんなに忙しくても、残さず食べる理由を聞いてみると、そこには、親元を離れ、下宿していた学生時代の思い出がありました。
「大学生の時は、こんなによい物を食べられなかったから。1食100円以下を目指して、そばの乾麺を買って、一袋を朝・昼・晩に分けて食べたり、近所のパン屋で、パンの耳を50円で買って、砂糖をかけて焼いて食べたり」
そんな泉さんが、いま、力を入れているのが、売れ残った食品などが大量に廃棄される「食品ロス」を減らすための活動です。議員連盟に所属し、「食品ロス」の削減を国が後押しする法案の作成も進めています。
去年12月には、路上で暮らしている人や経済的に困窮している家庭などを支えようと、こうした食品を配っている団体と意見を交わしました。
スーパーで買い物する時は、賞味期限や消費期限が近づいて、値引きされた商品を見かけると、積極的に購入しているといいます。
「食べ物をむだにしないという気持ちで、そういう商品に目を向けて購入することで、世の中の役に立てるんじゃないかと」
「食べ物をむだにしない」というモットーが、「どんなに忙しくても、完食ランチ」につながっているんですね。しっかり食べて、午後の会合に出発!
ごちそうさまでした!