2019年3月18日

国民民主党 幹事長代行 増子輝彦さん

政権交代目指す「日本あんこ党」党首のランチ!

2019年3月18日

参議院本会議での審議が終わったお昼過ぎ。
国会近くのホテルのレストランを訪れたのは、国民民主党の幹事長代行、増子輝彦さん(71)です。

きょうのランチは親子丼ですね。

「いや、これもおいしいんだけど、メインはこれじゃないんだよ」
えっ、親子丼がメインじゃない? ほかにも何か食べるんですか。

あっという間に親子丼を食べ終えて、「メインディッシュ」を待っていると…。

やってきたのは、ぜんざい!!

増子さんの顔が一気にほころびます。
「ここのぜんざいは、ちょっと変わっていて、お餅じゃなくて、『おふ』が入っているんだよ。もちもちしていて、おいしいよ」

ぜんざいには、3色のきれいな「おふ」が入っています。

デザートではなく、こちらがメインなんですか。
「仕事で忙しいときもあるし、お昼ごはんは食べない日が多いんだよね。その代わり、大好きなあんこは、毎日食べているんだよ」

お昼を抜いても毎日あんことは、筋金入りの「甘党」ですね。
「何と言っても、僕は”党首”だからね」

党首って…増子さんは、党の幹事長代行ですよね。
「僕が党首をしているのは『日本あんこ党』だよ」

は?

「僕が作ったんだ。あんこが好きな一般の人が集まっているグループで、もう20年以上、続いているんだよ。党員は、300人くらいになったよ」

「日本あんこ党」の結党には、文字どおり甘い思い出があるのかと思いきや、背景には、青年政治家だったころの決意がありました。

増子さんは、平成2年の衆議院選挙で初当選したあと、自民党の議員として、若手の登竜門とも言われる、党の青年局長を務めました。

しかし初当選から4年後、二大政党制を目指して自民党を離党。
その際、「政権交代をして、10年政権を続けるまで、お酒は飲まない」と、断酒を決意したといいます。

平成21年には、民主党の一員として念願の政権交代を果たしましたが、わずか3年余りで政権の座を明け渡すことになりました。
「民主党政権は10年続かなかった。だから今も、断酒は続けているんだよ。その代わり、あんこが、エネルギーの源になっているね」

ランチを終えて、議員会館に戻ってみると…。

事務所に届けられたのは、最中(もなか)の箱。

そして、机の上には、あんパンとまんじゅうも。

ぎっしり箱に詰まった最中。その中には、あんこがみっちり。

増子さんが、もなかを片手に仕事をしていると、国民民主党が、連携強化に向けて協議をしている自由党の青木愛さんが、事務所にやってきました。

すかさず、青木さんにも勧めます。

甘いものを食べながらだと、自然と笑顔になって、会話も弾むようです。

「強い野党になるために、国民民主党と自由党の連携も進むといいね」

甘~いあんこで、たっぷりエネルギーを補給した増子さん。

「日本あんこ党」”党首”の、政権交代を目指す志は、今も揺るぎません。

ごちそうさまでした!