2019年1月28日

国民民主党 衆議院議員 西岡秀子さん

父の姿を追う 時短おにぎりランチ

2019年1月28日

お昼どき、国会の衆議院別館地下にあるおにぎり店。メニューを真剣に見つめていたのは…

国民民主党の衆議院議員、西岡秀子さん(54)です。
おととしの衆議院選挙で初当選した1回生。

「おコメがとにかく大好きで。朝ごはんも絶対おコメ派ですね。おコメさえあればとりあえず満足してしまうんです」

少し悩んで決めた、おにぎりの具材は「こんぶ」「葉とうがらしみそ」それに、なめこのみそ汁も付けて、合わせて400円です。

議員会館の自室に持ち帰って食べます。

おかずに、地元・長崎のかまぼこと「唐人菜(とうじんな)」と呼ばれる白菜を使ったお漬けものも用意しました。

おかずをつけるのは珍しく、ふだんはおにぎりとみそ汁だけのシンプルなランチが多いそうです。

どうしてなんですか。
「亡くなった父が手早く済むカレーライスをよく食べていました。食事そのものではなく、人と会って話すことを大切にして時間を割く人でした。自分もそうありたいと思っていて」

西岡さんの父とは、元参議院議長の故・西岡武夫さん。

衆議院議員を11期、参議院議員を2期務め、長女の秀子さんは18年にわたり秘書として支えました。
部屋に飾った写真を見ると、いつも身が引き締まる思いがすると言います。

「『政治家はなんでも知っていなければいけない』と、時に食事もとらずに勉強するような人でしたので。一口で食べられるおにぎりを私が作って持たせたりもしました」

1年生議員として勉強の日々が続く西岡さん。去年の国会では初めて、安倍総理大臣に質問もしました。

1月28日からの通常国会、どのように臨むのでしょうか。
「いまの政治を、国民はどこか諦めの目で見ていると感じています。私はまだまだですが、父のように勉強し続けて、しっかりと自分の役目を果たしたいです」

決意を込めたおにぎりランチ。

ごちそうさまでした!