2018年11月5日

立憲民主党 参議院議員 相原久美子さん

ミックスピザで、ちくり

2018年11月5日

議員会館で資料を読み込んでいるのは、立憲民主党の参議院議員、相原久美子さん(71)です。

この日のランチは、議員会館の喫茶店から取り寄せたという「ミックスピザトースト」。たっぷりのチーズに、ベーコンやタマネギ、ピーマンなどの具材が載って、500円。

「たまに喫茶店で食べるのは、これ。昔は1週間に3回くらい食べていた。パンが、ふわふわしているし、私、チーズが好きだから。やっぱり北海道人ですよ。東京に戻るとき、空港で買ったりして」

札幌市の非常勤職員だった相原さんは、労働組合での活動をきっかけに政界入りし、ことしで11年になります。
ほとんどの期間、参議院の内閣委員会に所属し、委員長も務めました。

内閣委員会といえば、省庁をまたぐ案件も多く、取りしきるのは大変だったのでは。
「内閣委員会は、10人ほどの大臣を呼べるんだけど、所管する内閣府には、いろんな政策課題の担当大臣がいても、リーダーシップが取れる権限や財源がなくて。例えば、子育てだったら、厚生労働省が主な所管だったり」

内閣委員会がミックスピザみたい?
「そうそう、いろんな政策の主張を入れ過ぎちゃって、何を主張しているのか分からない感じ。いろんなものを載せて、具材が生かされていればよいけど、残った野菜を載っけるようなピザになっては、ちょっとね。内閣府の担当大臣も大変だと思うよ。目玉の政策だったら、権限や財源を集中させないと効果が出ないよね」

来年の参議院選挙には立候補せず、政界を引退するという相原さん。
ランチのピザを引き合いに、野党の立場から、ちくり。

ごちそうさまでした!