2018年11月2日

沖縄・北方担当大臣 宮腰光寛さん

沖縄通が舌鼓!南の島のおすし

2018年11月2日

10月に行われた内閣改造で、沖縄・北方担当大臣に就任した宮腰光寛さん(67)。
沖縄・北方担当の政務官も務めたことがあり、沖縄振興をライフワークとしてきました。
「沖縄県内の有人離島は全部訪問した。本当にいろいろな沖縄料理に出会ったね」

今回、ランチで訪れたのは、東京・杉並区の沖縄料理店。
注文したのは、シャリにマグロの漬けをのせた「大東寿司(だいとうずし)」です。

沖縄本島から東に400キロ離れた南大東島・北大東島で受け継がれてきました。

暖かい沖縄におすし文化があるとは…勉強不足でした。
「明治時代に八丈島から伝わったそうです。島の周辺がマグロやサワラのいい漁場なんですね。昔は魚の冷蔵ができないので、漬けにしたと聞いています」

宮腰さんが、この2つの島を訪れた回数は14回に及びます。

「以前は、漁船を直接接岸できる港がなく、船をクレーンでつり上げて陸地に上げていましたが、港を整備する事業を後押しし、いつでも船が出せるようにした。島の人がとても喜んでくれました」

さらにもう一品、しょうゆなどのタレに漬け込んだ石垣島産の豚肉に、黒ごまをたっぷりと塗った「ミヌダル」も。

琉球王国時代の宮廷料理の1つで、蒸すことで余分な油が落ちてヘルシーな味わいなんだそうです。
「沖縄県は発展著しい東南アジアに地理的に近く、輸出は有利です。農家の輸出振興へ期待は高いですね」

沖縄を隅々まで知る宮腰さん。
振興を進めるためにも、多様な沖縄料理のおいしさをもっと広めていきたいと、決意を新たにしていました。

ごちそうさまでした!