者死亡「サウジ政府は
透明性ある対応を」河野外相

サウジアラビア政府がジャーナリストがトルコにあるサウジアラビア総領事館で死亡したと認めたことを受け、河野外務大臣は十分な捜査と透明性のある対応を求めていく考えを示しました。

サウジアラビア政府を批判してきたジャーナリストのジャマル・カショギ氏は今月はじめ、トルコにあるサウジアラビア総領事館を訪れたあと、行方がわからなくなっていました。

サウジアラビア政府は20日、カショギ氏が総領事館で殴り合いの末に死亡したことを認め、検察当局が事件に関わったとして18人を逮捕したと発表しました。

河野外務大臣は日本時間の20日夜、訪問先のデンマークで「非常に残念に思っている。しっかりとした捜査が行われ、公正で透明性のある対応が取られることを求めていきたい」と述べました。