電柱化「東京都が」
「そう言われても困る」

2日の内閣改造で新たに就任した桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は、東京都の小池知事に就任のあいさつに訪れ、大会まで2年を切る中、成功に向け、暑さ対策や交通渋滞の緩和などに連携して取り組むことで一致しました。

桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は、3日午後、東京都庁を訪れ、小池知事に就任のあいさつをしました。

この中で小池知事が「東京大会まであと660日に迫り、国と都でしっかり連携して成功に導きたい」と述べたのに対し、桜田大臣も「日本に世界中の人が訪れ、大会後もリピーターとして何回も来ていただけるような大会にしたい」と応じ、大会の成功に向け、暑さ対策や渋滞の緩和などに連携して取り組むことで一致しました。

一方、桜田大臣が「パラリンピックに向けたバリアフリー化の一環として、都内の道路で無電柱化をできるかぎり進めていただきたい。豊かな財政力のある東京都にお願いしたい」と述べたのに対し、小池知事は「国がしっかりサポートしてもらわないと、そう言われても困る」と切り返していました。