立民泉代表 “臨時国会の早期召集 後ろ向きなのは国会軽視”

旧統一教会をめぐり、立憲民主党の泉代表は、岸田内閣の政務三役と教会側との関係が相次いで明らかになる中、政府・与党が臨時国会の早期召集に応じる姿勢をみせないのは批判から逃れようとするもので国会軽視だと批判しました。

旧統一教会との関係をめぐっては、第2次岸田改造内閣の閣僚・副大臣・政務官の政務三役のうち、これまでにおよそ4割に何らかの接点があったことがNHKのまとめで明らかになっています。

これに関連して、立憲民主党の泉代表は、19日の記者会見で「『旧統一教会内閣』と言ってもいいぐらい、関係が明らかになっている」と述べました。

そのうえで、政府・与党が、野党側の求める臨時国会の早期召集に応じる姿勢をみせていないことについて「岸田総理大臣も及び腰になっており、開会すれば批判されるのは間違いないので逃れたいと思っている。審査の必要性があるのに後ろ向きなのは国会軽視であり、国民を軽視している」と批判しました。

また、自民党の萩生田政務調査会長が、先の参議院選挙の前に、生稲晃子議員とともに教会の関連施設を訪れていたことについて、泉氏は「萩生田氏は党の都連会長なので、組織的に動いて連れて行ったのではないか」と指摘しました。