野党共闘で政権交代実現へ
立民と合意目指す考え

共産党の志位委員長は川崎市で講演し、衆議院選挙で野党共闘による政権交代を実現するため、立憲民主党との間で新しい政権での協力の在り方などについて合意を目指したい考えを示しました。

この中で、志位氏は衆議院選挙に関連して「自民党の総裁選挙に立候補している4人はすべて『安倍・菅政治』のもとで閣僚や党の要職を務めた人たちだ。日本の政治を変えるには政権交代が必要で、共産党は9年間の『安倍・菅自公政治』の総決算とチェンジを訴えて戦う」と述べました。

そのうえで「共産党としては、野党4党などの共通政策を踏まえ、新しい政権の協力の在り方や選挙協力について急ピッチで協議を行い、前向きな合意を作り上げたい。私は一貫して、『閣内協力も閣外協力も、どちらでもありえる』と言ってきており、どういう形態であれ、新政権が誕生すれば協力する」と述べました。