連合 来年参院選へ基本方針
立民・国民と連携強化

連合は9日、中央執行委員会を開き、来年の参議院選挙に向けて、立憲民主党と国民民主党との連携を一層強化するなどとした、基本方針を決めました。

基本方針では、来年の参議院選挙では、立憲民主党と国民民主党双方に、連合として推す候補がいて、再び組織の支援先が分かれ、前回の選挙以上に難しい対応を迫られる可能性があるとしています。

そのうえで、対じする政党を利することがないよう、立憲民主、国民民主両党の間での候補者調整を進めるとともに、政策協定の締結に向けた準備を進めるなど、両党の連携を一層強化するとしています。

一方、比例代表でも、傘下の労働組合が擁立する、いわゆる「組織内候補」の全員の当選に向けて、両党の連携を図るとしています。

連合の神津会長は記者会見で「衆議院選挙が目の前にあるので、そうした政治状況をみたうえで、参議院選挙に向けても、改めて立憲民主、国民民主両党との対話を進めていきたい」と述べました。