「高速道路SAで飲食情報
提供を」赤羽国交相

緊急事態宣言に伴い、高速道路のサービスエリアなどにある飲食店でも営業時間が短縮され、物流を支えるトラックのドライバーから対応を求める声が出ています。これについて赤羽国土交通大臣は、19日の記者会見でサービスエリアで深夜も営業しているコンビニなどの情報提供に努める考えを示しました。

緊急事態宣言の対象地域にある営業時間の短縮要請は、高速道路のサービスエリアなどの飲食店にも出されていて、トラックのドライバーからは「食事ができる店がない」などと対応を求める声が出ています。

これについて赤羽国土交通大臣は、19日の閣議のあとの記者会見で「物流を支える長距離トラックのドライバーが高速道路を利用する際に、食べ物を購入したりシャワーを浴びられたりする場所を提供することは大切だが、要請を受けて営業時間を午後8時までに短縮している飲食店があるのが現実だ」と述べました。

そのうえで赤羽大臣は「高速道路会社に対しては、午後8時以降も食べ物を購入できるコンビニなどの地点や営業時間を取りまとめて、情報を広く公開するよう要請した。全日本トラック協会などを通じて、ドライバーの皆様へ広く情報提供できるようにしていきたい」と述べて情報提供に努める考えを示しました。