“飲食伴う会合参加控えて”
自民 二階幹事長が要請

東京など1都3県を対象にした緊急事態宣言を受けて、自民党の二階幹事長は、党所属の国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加を控えるとともに、午後8時以降の不要不急の外出を自粛するよう要請しました。

自民党の二階幹事長は8日、緊急事態宣言を受けて感染拡大の防止に向けた対応を求める要請文を党所属の国会議員全員に送りました。

要請文では「専門家の指摘では、経路不明とされる感染原因のほとんどが飲食によるものであり、飲食による感染リスクを抑え込んでいくことが感染収束には不可欠だ」としています。

そのうえで、飲食を伴う会合への参加を控えるとともに、午後8時以降の不要不急の外出の自粛を徹底するよう求めています。

緊急事態宣言のもとでの国会議員の会食の在り方をめぐっては、7日の衆参両院の議院運営委員会の理事会で議論が交わされましたが、ルール化は見送られました。