“NTTドコモ主力ブランド
でも値下げ検討”総務相期待

NTTドコモが値下げする方向で料金プランを見直す検討に入ったことについて、武田総務大臣は記者会見で「通信料の負担が軽減されたという実感を味わえるような環境をつくってほしい」と述べ、期待を示しました。

NTTドコモは、主に若者向けの新たなブランドをつくって、割安な料金プランを設ける方針を固めるとともに、主力のドコモブランドでも値下げする方向で、料金プランを見直す検討を進めています。

これについて武田総務大臣は閣議のあとの記者会見で「国民がコロナ禍において、家計に重くのしかかっている通信料の負担が、軽減されたという実感を味わえるような環境をつくってほしい」と述べ、期待を示しました。

そのうえで、武田大臣は「携帯電話会社を乗り換える際の障害を取り払うことが、当たり前の競争原理が働く環境をつくるために、いちばん近道だと判断している」と述べ、公正な競争環境を整えることで、携帯電話各社に料金の値下げを促していきたいという考えを示しました。